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10/11【新日本】SANADA大苦戦も4勝目でV圏内 ジュースとのサバイバル戦制す

『レックPresents G1 CLIMAX 30』愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ/名古屋)(2020年10月11日)
「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 ○SANADAvsジュース・ロビンソン×

 SANADAが大苦戦の末にジュースとのサバイバル戦を制し、優勝圏内に生き残った。

 3勝3敗で並ぶSANADAとジュースが7戦目で対決した。負ければ自力優勝が消滅するサバイバル戦となったこの一戦、ジュースが試合を支配した。

 SANADAが低空ドロップキックで先制しても、ジュースはスパインバスターですぐさま反撃。SANADAがドロップキックやプランチャで攻め立てても、TKOを阻止したジュースはSANADAがその場飛びムーンサルトを放っても自爆させ、ムーンサルトで飛びついてのドラゴンスリーパーも読んでフルネルソンバスター、キャノンボールの猛攻に出た。

 その後も雪崩式ブレーンバスター、ジャックハマーを連続して決めるなどジュースペースは続いた。SANADAのムーンサルト、スワンダイブ攻撃はことごとく不抜に終わり、フランケンで飛びついてもジュースがパワーボムで切り返して流れを渡さず。SANADAの反撃の芽はことごとく摘まれてしまった。

 それでもSANADAはフライングヘッドシザースで飛びついてのドラゴンスリーパーで捕らえてようやく光明を見出した。ジュースがパルプフリクションで切り返そうとしても食い止め、TKOのフェイントからドラゴンスリーパーへ。

 Scull Endは阻止されても、逆にジュースが何度も狙ったパルプフリクションはことごとく決めさせず。オコーナーブリッジをフェイントにドラゴンスリーパーで捕らえる頭脳プレーをみせると、ようやくScull Endに持ち込んで絞め上げた。ジュースがギブアップしないとみるやSANADAはラウンディングボディプレスを放って逆転勝利を決めた。

 大苦戦の末、SANADAが何とか4勝目をもぎ取った。残る公式戦は棚橋戦(10・14横浜)、EVIL戦(10・17両国)の2試合。単独首位だった内藤が2敗目を喫したことで、首位の内藤、EVILとはわずか2点差となった。しかも最終公式戦でEVILとの直接対決を控え、残り2連勝を飾れば、内藤に直接勝利しているため、決勝進出へ優位な状況となる可能性が高い。

 一方、ジュースは終始、主導権を握りながらも4敗目。これで自力優勝が消滅した。残る公式戦はザック戦(10・14横浜)、後藤戦(10・17両国)となる。

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