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11/1【ZERO1】正義漢・ヤス快勝で靖国世界ヘビー挑戦へ「視界良好」

『第20回 秋炎の祭典 「火祭り2020」』東京・後楽園ホール(2020年11月1日)
○ヤス久保田&ヒデ久保田vsSUGI&RAICHO×

 ヤスが後楽園大会のオープニングマッチで快勝し、11・3靖国大会での世界ヘビー級王座挑戦へ向けて「視界良好」を強調した。

 久保田ブラザーズの兄・ヤスは先月1日、名古屋市営地下鉄の駅ホームで女性のスカート内を盗撮している男を発見し、駅員、警察官に突き出したことで一躍、注目を集めた。王者・田村から「同じレスラーとして、男として、本当に今回の行動は尊敬します。そんな“男の中の男"であるヤス久保田選手こそ、世界ヘビーの挑戦者にふさわしい」と指名を受け、11・3靖国大会での世界ヘビー級王座挑戦が決まった。

 2日後の大一番へ向けた最終調整試合となったこの日、ヤスは弟・ヒデと組んでSUGI&RAICHOと対戦した。先発を買って出たヤスはのっけからSUGIをショルダータックルでなぎ倒し、フライングヘッドシザースで場外に吹き飛ばされても、ダブルバックエルボー、ダブルフェースバスターと息の合った兄弟連係でSUGIを攻め立てて主導権を握った。

 その後、SUGI&RAICHOがノータッチトペコンヒーロを同時発射して劣勢に。ヤスはダブルトラースキック、SUGIの741、RAICHOのジョン・ウー、SUGIの千本桜(ロープ渡りからのミサイルキック)と息もつかせぬ波状攻撃を浴び、RAICHOのファイアーバードスプラッシュで追い込まれた。

 それでもヤスはヒデとの連続串刺し攻撃、サイドバスター&ギロチンドロップの合体技で逆転に成功。SUGIをダブルリバースブレーンバスターでRAICHOに投げつけた。孤立したRAICHOにヤスはこん身のラリアットを叩き込み、タイガードライバーを敢行して3カウントを奪った。

 ヤスが快勝で世界ヘビー挑戦へ向けて好調ぶりを示し、「視界良好」を強調した。「俺、ZERO1の中でゾンビって言われてるんで、やられてもやられても逆転勝ちしてきた」との自信があるだけに、「今回も完璧スリーなりギブアップなり田村ハヤトから奪ってみせる。とにかくあさって、ZERO1のお客さんと喜びを分かち合いたい」と誓ってみせた。正義漢・ヤスは持ち前の粘り強さを発揮し、外敵に渡ったZERO1の至宝を取り戻すか。

【ヤスの話】「あさっての靖国で田村ハヤトの持つ世界ヘビー挑戦するわけですけど、もう自分は視界良好だしね。今日もやられてもやられても、やっぱりそのモチベーションがあるんでね。俺、ZERO1の中でゾンビって言われてるんで、やられてもやられても逆転勝ちしてきたし、今回も完璧スリーなりギブアップなり田村ハヤトから奪ってみせるんで。とにかくあさって、ZERO1のお客さんと喜びを分かち合いたいと思います! 期待してください!」

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