プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

11/3【DDT】女性関係暴露で青木失神…高木が12年ぶりにEXTREME王座戴冠 路上マッチでの防衛戦予告

『Ultimate Party 2020』東京・大田区総合体育館(2020年11月3日)
DDT EXTREME級選手権試合〜ウェポンランブル ○高木三四郎vs青木真也×

 高木がウェポンとして“女性関係の暴露トーク"を投入。リング上で失神した青木をラ・マヒストラルで丸め込み、約12年ぶりにEXTREME王座を戴冠した。試合後、路上マッチ限定で防衛戦を行うと予告した。

 5度の防衛を誇るEXTREME王者・青木は高木を次期挑戦者に指名し、ウェポンランブルルールでのタイトル戦が決定したが、直前になってベルト返上を表明すると、調印証へのサインも拒否。試合が実現するか不明のまま当日を迎えていた。

 改めてリング上で調印証にサインが入れられると、そのテーブルのうえで青木がパイルドライバーを強行して波乱の試合スタート。青木は若手の中村圭吾、変態レスラーの魔苦・怒鳴門と序盤からウェポンとしてレスラーを投入して試合をリードした。そして、怒鳴門とともに高木を蹂りんする。高木は総合格闘技での青木の天敵・桜井“マッハ"速人を凶器として召還。しかし、青木と接触する前に怒鳴門との乱闘に発展してしまい、2人はそのままバックステージへと消えていく。

 ここからウェポンランブルは意外な方向に進んだ。青木は高木に揺さぶりをかけるべく、暴露トークを投入したからだ。ビジョンで後輩たちが高木が過去に某女優を抱けると言い張っていたというトークを展開すると、高木は「もう無理だ」と力なく倒れた。

 しかし、高木も暴露トークで反攻。青木と“対戦経験"のある女性が赤裸々な裏話を明かす。続いてSNSのDMで「お城みたいなところに行こう」と誘われたという女性も登場。生々しいトークが続くと、青木は前のめりに崩れてついに失神した。すかさず高木がラ・マヒストラルで丸め込んで試合を制した。

 高木が2009年1月以来、約12年ぶりにEXTREME王座を戴冠。担架で運ばれていく青木に一礼した高木は「38歳にもなって格闘技ばっかやってて、プロレスやってて、好きなことだけやって、しかもやりたい放題やって! うらやましいよ。青木さんありがとう。こうでもしないと勝てないんですよ! 全てをさらけ出している青木真也が俺は好きです」と熱いメッセージを送った。

 今後の防衛ロードについて問われると、王者権限で路上マッチ限定の王座とし、その模様をYouTubeで配信していくと表明。「プロレスラー誰でもいい。かかってこい。DDTのレスラーでもいい。どこの団体でもいい。新日本でもいいぞ。全日本でもいいぞ。ノアでもいいぞ。とりあえず言ってみただけ。女子でもいい。ローカルでもいい。アマチュアレスラーでもいい。なんなら、一般人でもいい。街の不良でもいい。誰でもいいから、このベルトを獲りに来い」と全方位に呼びかけた。

 その発言を受けて、さっそく勝俣が入場ゲート付近で高木を襲撃。まずはデスマッチファイターとして進境著しい勝俣を迎え撃つ形となりそうだ。

プロ格 情報局