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11/4【DDT】新UNIVERSAL王者・上野が4日後V1戦へ MAOと調印式

 11・3大田区大会でDDT UNIVERSAL王座を戴冠した上野勇希が一夜明けた4日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で会見。11・8TV SHOWで初防衛戦が決まったMAOとの調印式に臨んだ。

 クリス・ブルックスを破ってUNIVERSAL王者となった上野は「昨日このベルトを奪取できた。前王者のクリスは世界で戦ってきた選手。そのクリスから獲れたのは光栄。気が引き締まる前王者だったと思う」とブルックスに敬意を表したうえで、「世界に発信していかないといけないベルト。初めてシングルの王座に戴冠して、モチベーションは上がってる」と意気込んでいる。

 大田区大会の試合後には復帰したばかりのMAOが挑戦を表明。戴冠5日後となる11・8TV SHOWで早くも初防衛戦が決まった。この日、両者は調印書にサイン。MAOが宮城弁で「オラ、ちょっとヒザ悪くして、4ヵ月半ぐれぇ休んでたんだけども、昨日、復帰戦やって、まあまあ調子よかったんで、ベルトさ挑戦してみてえなって思って。チャンピオンで防衛した遠藤さんが、(宮城県)白石市の観光大使になったみてえな話あって、ベルト獲ったら観光大使になれんでねえかなと思って。オラもちょっと古川(大崎市)の役場さ、このベルト持って、伊藤(康志)市長を表敬訪問して、オラも観光大使になろうかなという目論見があるんだけども。実現してえから、ベルトを獲んねえとわかんねえです」と野望を明かした。

 すると上野は「I'll do my best.I am champion.」と英語で発言。「MAOさんが宮城弁で宮城に発信していこうという姿勢を見て、せっかくなら僕は世界に発信しこうかなと思った」とその理由を説明した。

 両者はかつて、ともに若手主体ブランドとして存在したDNAでファイトしていた。MAOは「オラたちの世代がDDTの中心になりつつあるっつうことで。そういうのしねえと団体っつうのはダメだから。オラたちがDDT見せていかねえと」と新時代を見据え、上野も「DNAでやってたMAOさんというより、僕はあの頃、まだデビューして、1年、2年経たないくらいでDNAは休止になってしまったので。DNAの若手同士でしのぎ合ってたというよりは、DNAのトップで戦っていたMAOさんがチャレンジャーとして来てくれて。DNA世代という感覚もあるんですけど、MAOさんをチャレンジャーとして迎えるうれしさがある」と呼応。両者とも新世代対決によるタイトル戦を意識していた。

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