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11/22【DDT】佐々木白星発進 迷える竹下をDAMNATIONに勧誘

『D王 GRAND PRIX 2021 in KORAKUEN HALL!』東京・後楽園ホール(2020年11月22日)
「D王GRAND PRIX 2021」Aブロック公式リーグ戦 ○佐々木大輔vs竹下幸之介×

 DDT最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021」が22日、東京・後楽園ホールで開幕。佐々木大輔が“迷えるエース"竹下幸之介を下して白星スタートを切り、竹下をDAMNATIONに勧誘する構えもみせた。

 Aブロックにエントリーした佐々木は開幕戦となったこの日、エース・竹下と対決した。竹下がジャンピング・ラリアットで先手を取ると、相手の両足を折りたたんでのジャイアントスイング、投げ捨てジャーマンなどで攻め立てたが、最後は佐々木がスタンドでのクロスオーバー・フェースロックで捕獲。そのままグラウンドに移行して絞り上げ、竹下からギブアップを奪った。

 佐々木が初戦で竹下を撃破。「オイ、見ての通りだ! 有言実行だ! 俺には秘策があるって言っただろ。このまま俺が全勝優勝だ」とぶち上げる一方で、「それと竹下! 何があったか知らねぇけど、迷いがあるんじゃねぇのか!?」と指摘し、「だったら、DAMNATIONに来たらいいんじゃねぇのか!?」と勧誘する構えをみせた。

 一方、初戦を落とした竹下は「本当に甘いですね。こんなんじゃダメなのに。こんなんじゃ一生、秋山準を超えるときなんか来ないですよね。会見でも言ったけど、言葉だけで」とうなだれるばかり。それでも「なんとしてでも、このリーグ戦はガムシャラに、どんな泥臭くてもいいから、なんとかして勝ち上がって決勝。そして優勝。今のままじゃダメです。それは自分が一番わかっています。頑張ります、ここから」と自身に言い聞かせるように前をみた。

 竹下は11・3大田区大会で秋山準との一騎打ちに敗れ、「僕がやってきたこと、信じて歩いてきた道っていうのは、正解じゃなかったのかもしれません。間違っていたなんて、そんなこと思いたくないですけど、やってきたことが間違っていたのかなって思いました」と発言していた。未だ精神的に吹っ切れていない状況で、佐々木から勧誘を受け、「それも自分を変える、一つの道なのかもしれないですね」と意味深長な言葉を残していた。

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