11/23【全日本】葛西がヨシタツに宣戦布告 12・13後楽園参戦を宣言

『2020世界最強タッグ決定リーグ戦』東京・後楽園ホール(2020年11月23日)
○土肥こうじ&大森北斗vsヨシタツ&岡田佑介×

　葛西がヨシタツに宣戦布告し、年内最終興行12・13後楽園大会への参戦を宣言した。

　この日、ヨシタツが第5試合に出場。パートナーの岡田が土肥のラリアットに沈んで敗戦に終わったものの、試合後、「いくら負けても、ヨシタツ・キングダムのプロレス界侵攻は誰にも止めることはできない。なぜなら、王道、ストロングスタイル、エンターテインメント、ルチャ、格闘技、ハードコア、デスマッチ、全てのスタイルに対応できる世界で唯一のレスラー、ヨシタツがトップにいるからだ」と豪語した。

　すると場内が暗転し、葛西がビジョンに登場した。「どうやら、ヨシタツの野郎がよぉ、デスマッチでもなんでもお手のものとかぬかしてるみてぇだけど、気に食わねぇなぁ。おめぇ、デスマッチ舐めてんじゃねぇのか?」と不快感を示した葛西は「だったらよぉ、この世界一のデスマッチファイター葛西純がてめぇに胸を貸してやる」と宣戦布告した。

　そこで葛西は「今年の汚れは今年のうちにって言うからなぁ。どうせやるんだったら早ぇほうがいい。今年最後の全日本プロレス後楽園大会にオレっちがわざわざ! 乗り込んでってやるよ」と12・13後楽園出撃を宣言。ヨシタツに向かって「今すぐ! その場でやるのか? やらねぇのか? 答えを出せ! いい返事待ってんぞ。この葛西純に刺激をくれ!」と即返答を迫った。

　突然の宣戦布告だったが、ヨシタツは「ハードコア、デスマッチ界のレジェンド、葛西純から直々のご指名。おいしいね」と歓迎。「今年最後の試合、12月13日、ここ後楽園ホールで、葛西純には俺の今年最後の獲物になってもらう」と迎撃を宣言した。ヨシタツにすれば葛西はおいしい獲物。「デスマッチファイターとしては世界的に有名なんですよ。その葛西とやって勝てば、『オッ、ヨシタツやってんな』っていうのがまた世界に伝わるからね」と葛西狩りで自身の株をさらに上げる構えだ。

　デスマッチになるのか、通常ルールになるのか、ルールも焦点となりそうだが、両者が合意したことで異色対決の実現が決定的となったのは間違いない。

【葛西のコメント】「どうも。世界一のデスマッチファイター葛西純です。どうやら、ヨシタツの野郎がよぉ、デスマッチでもなんでもお手のものとかぬかしてるみてぇだけど、気に食わねぇなぁ。おめぇ、デスマッチ舐めてんじゃねぇのか? だったらよぉ、この世界一のデスマッチファイター葛西純がてめぇに胸を貸してやる。今年の汚れは今年のうちにって言うからなぁ。どうせやるんだったら早ぇほうがいい。今年最後の全日本プロレス後楽園大会にオレっちがわざわざ! 乗り込んでってやるよ。オイ、ヨシタツ! この映像を見てたら今すぐ! その場でやるのか? やらねぇのか? 答えを出せ! いい返事待ってんぞ。この葛西純に刺激をくれ!」

【ヨシタツの話】「とんでもないところから弾飛んできたね。ビックリだけど、ちょっとこれ、嬉しいんじゃないの? この世界最強タッグが終わったあとのテーマをちょうど探してたところだから。最終戦に向けて。いいんじゃないの、葛西純。彼はね、正直なところ、デスマッチファイターとしては世界的に有名なんですよ。その葛西とやって勝てば、『オッ、ヨシタツやってんな』っていうのがまた世界に伝わるからね。俺が英語の記事に起こして、がっちり書いてやるから。おいしい獲物を得ましたね。12月13日、後楽園ホール。We can do it! Stay tuned!」