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12/4【全日本】ジェイク&岩本連敗ストップで首位浮上、関本&小林は2連敗

『2020世界最強タッグ決定リーグ戦』愛知・名古屋国際会議場(2020年12月4日)
「2020世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦 ○岩本煌史&ジェイク・リーvs関本大介&アブドーラ・小林×

 ジェイク&岩本が連敗を2で止めての3勝目で首位タイに浮上。関本&小林は2連敗で足踏みとなった。

 開幕3連勝で独走状態に入りつつあった関本&小林だが、11・29前橋大会でイザナギ&入江に初黒星を喫した。それでも首位は変わらず。この日、5戦目に登場した。対するジェイク&岩本の陣は2勝2敗で追う状況だった。

 主導権を握ったのはマッスル&ファットです。序盤から小林がスタン・ハンセンばりのウエスタンラリアットをジェイクに叩き込み、ジェイクと岩本をブルロープでフェンスにまとめて縛りつけ、リングアウト寸前に追い込んだ。ダブルタックルでジェイクに突っ込むなど関本との連係も機能。終盤には摩周(パワーボム&雪崩式ブレーンバスター)、眉山、寿楽と合体技を連発して勝機を作った。

 だが、陣も連係で対抗した。小林が放ったダイビングバカチンガーエルボードロップを岩本が自爆させると、小林のラリアットをかいくぐった瞬間、エプロンにいたジェイクがハイキックで援護射撃。すかさず岩本がグラウンドコブラで丸め込んで逆転勝利を決めた。

 ジェイク&岩本が連敗を2で止め、3勝目をマーク。首位の関本&小林を直接止め、その前に同じく首位だった芦野&羆嵐も2敗目を喫したことで、首位タイに浮上することができた。次戦は明日12・5新潟大会の芦野&羆嵐戦。5・5TVマッチで敗れて以来の再戦で、岩本は「明日、芦野&羆嵐に勝って、あいつらを優勝戦線から脱落させるとともに、無観客試合の時の雪辱を果たしたい」と宣言。ジェイクも「さぁ、明日はメインだ。これで勝てればだいぶ俺たち前進する」と呼応した。

 一方、関本&小林は2連敗で足踏み。「ちゃんとプロレスやってたのに、カウント速ぇわ。上げてただろ? それがメジャーのやり方か!?」(小林)、「レフェリーも加担しやがってコノヤロー。ずるいんだよ! 卑怯なんだよ!」(関本)と口を揃えて不満を爆発させた。

 それでも首位であることに変わりない。残る公式戦は12・5新潟のヨシタツ&崔戦、12・7後楽園の諏訪魔&石川戦の2試合。連勝すれば、間違いなく優勝戦線に生き残るとあって、関本は「ここからぶっちぎりだ!」と吠えていた。

【試合後のジェイク&岩本】
▼ジェイク「よっしゃあ!」

▼岩本「連敗ストップ!」

▼ジェイク「連敗ストップともう一つ。小林お前、声でけぇんだよ。(コメントの声が外に)しっかり漏れてんだよ。これが王道のやり方? お前ら人のこと言えねぇだろ」

▼岩本「しゃべってねぇで試合しろって」

▼ジェイク「とにかくこれで俺ら3勝目」

▼岩本「まだつながってる。今日、大日本の二人は1敗だろ? これで(黒星)つけて2敗だろ。俺らも2敗だろ? 芦野&羆嵐も負けただろ? もう1敗のチームはいねぇんだよ。自力優勝の可能性復活だよ、これで。明日、芦野&羆嵐に勝って、あいつらを優勝戦線から脱落させるとともに、無観客試合の時の雪辱を果たしたいなと思いますね」

▼ジェイク「俺も全くそれは同感だ。あれからだいぶ時間も経って、そして何より違うのはお客さんが見に来てる。そしてこの空間を俺たちだけじゃなくて、お客さんも一緒に作ってる。さぁ、明日はメインだ。これで勝てればだいぶ俺たち前進する」

▼岩本「ジェイク・リー&岩本煌史組は名古屋で、この会場で大日本組とやる縁が何かあるよ。去年の3月はアジアタッグ決定トーナメントで、ここで2試合とも大日本とやった」

▼ジェイク「確かに」

▼岩本「名古屋で大日本が来たらご愁傷さまと思っててくれればいいかな。あと二つ。やっと連敗止めたし、もう負けられない」

▼ジェイク「よし、とりあえず明日だ」

▼岩本「明日もガッチリいこう」


【試合後の関本&小林】
▼関本「2で返しただろ2で!」

▼小林「俺らプロレスやりに来てんだよ、プロレス。今日、悪いことしたか?(手にしていたブルロープを投げ捨てる)」

▼関本「何も持ってねぇよ」

▼小林「ちゃんとプロレスやってたのに、カウント速ぇわ。上げてただろ?」

▼関本「2で返しただろ?」

▼小林「動画撮ってただろ? 写真も撮ってただろ? 挙がってたんじゃねぇか。俺、猫背だから寝たところで肩ついてねぇぞ。令和の全日本はこんなもんか? 令和の全日本は。俺が子供の時に見てた昭和全日本、猛者たちのぶつかり合い。平成になって四天王の魂の削り合い。そういうのをやる奴いねぇのか? できる奴は。こんなインディーの泥水すすった人間に…レフェリーに!……ホントごめんね」

▼関本「レフェリーも加担しやがってコノヤロー。ずるいんだよ! 卑怯なんだよ!」

▼小林「それがメジャーのやり方か!? それがメジャーのやり方か!? 何でサブレフェリー2人もいるんだよ、俺たちの試合だけ。悪いことしたか俺ら? 何も持ってねぇぞ。肉体凶器だ肉体凶器!」

▼関本「肉体凶器!」

▼小林「羆が負けたんか? あの家出少年。この時点で首位か。2敗したけど首位。まだ首位だぞ、まだ首位だぞ!」

▼関本「ここからぶっちぎりだ!」

▼小林「質問あるか質問? 週プロ大きく載ってたな。顔だけで1ページだぞ。顔じゃ負けねぇよ。何だよ、ジェイク・リー。手足長くて顔小さくて。顔じゃ負けてねぇよな、関本さん?」

▼関本「負けてない!」

▼小林「試合やった気がしない。いくらでもしゃべれるぞ!」

▼関本「この顔だぞ!」

▼小林「この顔だぞ! 西村修よりしゃべるぞ今日は! いいのか、それで!? ハー、ハー、ハー…」

▼関本「しゃべりすぎ」

▼小林「チクショー!まだ首位だ!」

▼関本「まだいきましょう先輩!」

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