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12/21【WWE】急きょトリプルスレット戦もマッキンタイアがWWE王座死守、レインズがオーエンズとの激闘制してユニバーサル王座防衛

 フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」で行われたPPV大会『TLC』が日本時間21日、ライブ配信された。

 WWE王者ドリュー・マッキンタイアがAJスタイルズ(withオモス)とTLC戦で激突。ザ・ミズのキャッシュインによって急きょトリプルスレット戦に変更となったものの、テーブル、ラダー、チェアーが飛び交うTLC戦を制したマッキンタイアが王座防衛を果たした。

 序盤、パワーに勝るマッキンタイアがAJを投げ飛ばして優勢に進めたが、パイプ椅子攻撃を食らって左ヒザを負傷してしまう。すかさずAJがラダーやパイプ椅子を使ってのカーフ・クラッシャーで痛めつけ、フェノメナール・フォアアームを叩き込んだ。

 負けじとマッキンタイアはAJを場外のテーブルに投げ飛ばして逆襲したが、そこへMr.MITBのミズ&ジョン・モリソンが乱入。ミズがラダー上のマッキンタイアをテーブルに叩きつけると、ブリーフケースをキャッシュインした。

 急きょトリプルスレット戦に変更となったWWE王座TLC戦。AJのセコンドのオモスがミズを妨害し、モリソンを追い払うと、2本のラダー上でマッキンタイア、AJ、ミズの3人が殴り合いとなった。最後はマッキンタイアがラダーを倒してAJを場外に落とし、ミズをクレイモアで撃沈。ラダー上に吊られたベルトを獲得し、WWE王座防衛に成功した。

 ユニバーサル王者ローマン・レインズが激闘となったケビン・オーエンズとのTLC戦を制して王座防衛を果たした。

 王座返り咲きを狙うオーエンズはこれまで散々、襲撃されてきたお返しとばかりに、不意打ちでレインズを奇襲。キャノンボールやフロッグスプラッシュで攻め立て、ジェイ・ウーソが乱入してきてもスーパーキックやパイプ椅子攻撃で蹴散らした。

 中盤にはレインズがサモアンドロップやスピアーでテーブルに叩きつけて反撃したが、オーエンズは「カモーン」と何ごともなかったかのように挑発。レインズがスピアーを放っても、バリケードに誤爆させた。

 その後もオーエンズがスーパーキックを連発し、パワーボムでレインズをテーブルに叩きつけた。ジェイの介入もヘッドバット連打やスタナーで阻止してラダーを登ったものの、レインズがローブローからのギロチンでオーエンズを失神KOに追い込むと、そのままラダー上に吊られたベルトを手にして王座防衛を決めた。

 ランディ・オートンがファイアフライ・インフェルノ戦で“ザ・フィーンド"ブレイ・ワイアットを火葬した。

 試合形式は相手を燃やせば勝利となるもの。ヘッドバットやクロスボディで攻め込んだフィーンドがシスター・アビゲイルを決めてから雄叫びを上げると会場に火柱が上がった。炎をつけたストラップで攻撃したフィーンドはガソリンをかけたロッキンチェアーにオートンを座らせて火を放った。

 これを間一髪で避けたオートンは鉄製ステップやチェーンで逆襲。終盤にはDDTで攻め込み、RKOを狙ったが、フィーンドがマンディブルクローで捕獲。そのまま炎へと追いつめられたオートンだったが、死に物狂いで反転するとフィーンドの背中に炎が着火。すかさずRKOでフィーンドを沈めたオートンはフィーンドにガソリンをかけて火葬し、壮絶な死闘となったファイアフライ・インフェルノ戦を制した。

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