12/29【WWE】リーがシェイマスとの挑戦者決定戦制して2021年初回ロウでWWE王者・マッキンタイアに挑戦
フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」で行われたロウが日本時間29日、ライブ配信された。
キース・リーがシェイマスとの挑戦者決定戦に勝利し、2021年初回となる次週のロウ『レジェンズ・ナイト』で王者ドリュー・マッキンタイアとのWWE王座戦が決まった。
この日のオープニングにWWE王者・マッキンタイアが登場し、「2020年は俺にとってクレイジーな年だったが、新年となる次週はリーかシェイマスと防衛戦だ」と年明け早々の王座戦を見据えた。すると先週、仲間割れしたシェイマスとリーが登場して舌戦を展開。先週に続いてシェイマスがブローグキックを放つと、そのまま両者による挑戦者決定戦になだれ込んだ。
序盤、シェイマスがリーの左腕を捻り上げて集中攻撃すると、リーもエプロンやポストにシェイマスを叩きつけて反撃。さらにリーがカウンターのクロスボディ、シェイマスがホワイトノイズを放つも、いずれも決定打とはならず。最後はリーがシェイマスに豪快なスピリットボムを決めて3カウント。リーが次週ロウでのWWE王座挑戦権を獲得した。するとマッキンタイアは「おめでとう」と称賛しながらもベルトを掲げて王者としての存在感を示した。次週の2021年初回ロウ『レジェンズ・ナイト』は日本時間2021年1月5日にJ SPORTSで配信される。
WWE女子タッグ王者シャーロット・フレアー(withアスカ)がナイア・ジャックス(withシェイナ・ベイズラー)と激突したものの反則裁定に終わった。
PPV大会『TLC』でアスカ&シャーロットがシェイナ&ナイアから女子タッグ王座を奪取したことで、遺恨が続く両チーム。この日はシャーロットとナイアがシングル対決した。試合前、アスカが「今夜、ナイアはシャーロットに敵わない」と挑発し、シャーロットはパートナーの言葉を実証するようにビックブーツからのドロップキックでナイアを場外へ吹き飛ばして優勢に進めた。
中盤にセコンドのシェイナが介入を狙うと、すかさずアスカがバックハンドブローで妨害したが、シェイナによって解説席に投げ飛ばされてしまう。サポートを失いながらもシャーロットはフィギュア・エイトでナイアを捕まえたが、最後はシェイナがキリフダクラッチで介入して反則裁定。勝利したものの消化不良に終わったシャーロット&アスカはナイア&シェイナを睨みつけた。
PPV大会『TLC』で“ザ・フィーンド"ブレイ・ワイアットに火を放ったランディ・オートンがフィーンドに洗脳されたアレクサ・ブリスからの挑発を受けてマッチに火を付けた。
ブランコに乗りながら姿を現したアレクサは「“彼"が戻ってくるの楽しみ。“彼"はハルク・ホーガンが登場する次週のレジェンドナイトか、それともオートンがプレイグラウンドに来るのを待ってるのかな?」と改めてフィーンドの復帰を示唆。すると会場ビジョンに映し出されたファイアフライ・ファンハウスにオートンが姿を現した。「本当にフィーンドが戻ってくると思っているのか? 戻って来たとしてもお前以外に何も残ってないぞ」と言い放ったオートンはパペットを次々に破壊した。
この行為に怒ったアレクサはオートンに宣戦布告。オートンを呼び出すと、ギフト箱から取り出したガソリンをリングに撒いて「“彼"にしたことと同じことをして」と迫る。オートンが応じないとみるや、アレクサは「ガッツがないのね。クソ野郎」と自らガソリンをかぶって罵倒した。するとオートンは「俺は人が苦しむ姿が見たいんだ。フィーンドに会いたいなら火を付けてやる」と宣言。会場が暗転する中、マッチに火を付けた。
