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1/1【ZERO1】“GLEAT"伊藤&渡辺がZERO1侵攻開始 「100回やっても100回勝てる」

『ZERO1 謹賀新年』東京・後楽園ホール(2021年1月1日)
○渡辺壮馬&伊藤貴則vs北村彰基&馬場拓海×

 元ノア親会社リデット・エンターテインメント社が手掛ける新団体『GLEAT』(7月旗揚げ)の伊藤と渡辺がZERO1侵攻を開始。“因縁"の北村&馬場相手に完勝し、「100回やっても100回勝てる」(渡辺)と豪語した。

 4人とも元WRESTLE-1のプロレス総合学院出身だが、現在はZERO1、GLEATと別々の道を歩んだ。のっけからZERO1サイドが渡辺を捕獲したものの、馬場から「何も変わってねえな?」と挑発されて渡辺も完全着火。逆にバチバチのエルボー合戦で巻き返し、跳躍力十分のドロップキックで敵地のどよめきもさらってみせた。

 中盤からはGLEAT勢が完全に試合を支配。伊藤が重みを増したミドルキックと暴走気味のエルボー、そして気迫で馬場を圧倒し、渡辺とも二人羽織式のボディプレス、踏み台式ボディプレスといった合体技も披露。北村には鮮やかなフライングニールキックも見舞ってどよめきを誘った。

 そして最後は、渡辺が意地のエルボー合戦で馬場を押し込むと、伊藤がバックドロップでアシスト。続けざまに渡辺が後頭部へのダブルニーアタックを突き刺すや、旋回式のキークラッシャーへ。さらには鮮やかな450゜スプラッシュを投下して、完璧な3カウントを奪ってみせた。

 侵攻初戦を完勝で終えた伊藤と渡辺は、かつての“同門"に差を強調しながら悠然と勝ち名乗り。特におさまらない馬場がバックステージまで追いかけて乱闘を仕掛けたものの、これも「終わってからくんな。試合でその元気みせろ」(伊藤)と軽くあしらった。

 カズ・ハヤシや田村潔司、鈴木裕之社長からの熱血指導を受け続ける伊藤と渡辺は「やってる環境が違うんだよ。こっちはもの凄い厳しい環境でやってんだ。馬場はしょっぱい」(伊藤)、「100回やっても100回勝てる」(渡辺)とまで豪語。「ZERO1さんは好きなんで、またお願いしまーす」(伊藤)と侵攻継続も宣言し、両軍による火花はさらに激しさを増しそうな気配となった。

プロ格 情報局