プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

1/1【ZERO1】離脱続くも大谷が新春の熱弁「ZERO1守り続ける!」

『ZERO1 謹賀新年』東京・後楽園ホール(2021年1月1日)

 ZERO1恒例の元日興行で、相次ぐ選手離脱に触れた大谷晋二郎が「ZERO1のリングを守り続ける使命がある」と魂の熱弁を展開した。

 プロレス界の風物詩でもあるZERO1元日興行、後楽園大会。全試合開始前には選手参加の新春セレモニーが開かれた。

 まずは着物姿の工藤めぐみGMが、昨年と年頭の感謝を述べたうえで「強くたくましく、これからも前進していきたいと思います」と抱負。改めて現在のZERO1・4ブランド『ZERO1』『チャリティプロレス・抗体プロレス』『押忍』『超花火』のロゴを示しながら「今年はこの4本柱で突っ走っていきたいと思います」と指針を示した。

 昨年は佐藤耕平、日高郁人らが退団し、年末にもSUGI、岩崎永遠との契約解除も発表された。選手を代表して年頭のあいさつに立った大谷も「昨年のZERO1は皆様を不安に思わすようなニュースが多かったと思います。ZERO1を旅立っていった選手も何人もいます」と切り出した。

 大谷は続ける。「でも、僕は思います。選手の数だけ夢がある! 選手の数だけ進みたい道がある。それぞれ明るい未来を考えたうえでの行動だと思っています。そして僕の進むべき道、夢は、橋本さんと別れたあの日から何ら変わっていません! 大谷晋二郎にはZERO1のリングでまだまだやる使命がある! 守り続ける使命がある! 今リングに立ってる選手、応援してくれるお客様を絶対に後悔させない! それが僕の使命だと思っています」と熱弁を振るった。

 場内が拍手に包まれるなか「その使命を胸に今年も思いっきりプロレスしたいと思います、思いっきりプロレスラーしたいと思います、思いっきり大谷晋二郎したいと思います!」と熱い“ZERO1愛"を改めて強調。こみ上げる思いも「チクショウ…」と胸に押し込みつつ、「今日もプロレスを思いっきり楽しんでください!」と新春興行スタートを告げた。

プロ格 情報局