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1/12【新日本】SANADAとのV2戦決定 飯伏が二冠統一を再アピール 「一つになったらもっと凄いことが生まれる」

 IWGPヘビー級&インターコンチネンタル二冠王者・飯伏幸太が12日、新日本プロレスワールドにおけるオンライン会見に出席。2・11広島大会でSANADAとのV2戦が決まった飯伏は「総合的に揃ってる選手なんで、早く戦いたい」と胸を躍らせつつ、「僕は最高のベルトと最強のベルトだと思ってるので、これが一つになったらもっと凄いことが生まれるんじゃないか」と二冠統一を改めて訴えた。

 1・4東京ドーム大会で飯伏は内藤哲也との激闘を制し、悲願のIWGPヘビー初戴冠を果たすと同時に二冠王者に君臨した。翌1・5ドームではジェイ・ホワイトにリベンジを遂げて二冠初防衛に成功。試合後、SANADAが「ギフト」として挑戦を表明し、2・11広島大会を舞台にV2戦が実現することになった。

 SANADAとは昨年10・18両国大会におけるG1優勝戦以来4ヵ月ぶりの再戦。飯伏は「楽しみですね。早く戦いたい」と広島決戦が待ちきれない様子だ。「総合的に揃ってる選手」とSANADAに一目を置いたが、一方で「何も穴がない選手だし、全部パーフェクトですけど、その部分が逆に穴があるんじゃないかなと思ってる」と攻略に自信を見せた。

 そして飯伏は1・5ドーム大会の試合後に続き、改めて二冠統一を訴えた。「本当に軽く考えてるんじゃなくて、インターコンチはインターコンチで重みが詰まったベルト。IWGPはIWGPヘビー級で新日本の象徴のベルトだと僕は思ってるので、そこをわかってる上で言いたい」と前置きし、「この二つのベルト、去年一度も動いてないですよね。結局一つかける人というのはいなかったし」と指摘。確かに昨年の1・5ドームで内藤が二冠王者となって以来、IWGPヘビーのみ、ICのみのタイトル戦は行われていない。飯伏は2本で一つと扱われている現状に疑問を抱いている。

 だからこそ、飯伏は「改めて言わせてもらいます。この二つのベルトを一つにしたい」と繰り返し主張した。そこには「僕は最高のベルトと最強のベルトだと思ってるので、これが一つになったらもっと凄いことが生まれるんじゃないかなと。まだたぶんみんなわかってないですけど、絶対面白いことになる」との確信がある。「僕の中にはそのプランがある」と言い切った二冠王者は「できる限り早く一つにしたいなと。はい。何ならもう一つになってます」と早期統一を熱望した。自らの主張を実現させるためにも、飯伏は難敵・SANADAを退け、2本のベルトを守り抜く。

【会見の模様】
▼飯伏「新IWGPヘビー級、IWGPインターコンチネンタル王者の飯伏幸太です。まずは1月4日、1月5日振り返ってみて、会場に足を運んでくれたファンの方、ワールドで試合を見てくれた方々、本当にありがとうございました。4日、5日たぶん2試合したのってジュニアのヒロム選手と僕だけなんじゃないかなと。2試合で約80分近くですかね、戦って。あれからほとんど今何もしてない状態で、足の甲のケガとかもあるんですけど、やっとちょっと休みに入れてるかなと思います。5日の試合後、SANADA選手が挑戦表明されたんですけど、僕は彼のギフトを受け取りました。これはもう今、挑戦決定でいいんですよね。楽しみですね。総合的に揃ってる選手なんで、早く戦いたいなと思います。あと一つ僕から提案があるんですけど、これは1月5日の日にも言ったんですけど、もう一度改めて言いたいんですけど、この二つのベルトを一つにしたいと言ったと思うんですけど、本当に軽く考えてるんじゃなくて、インターコンチはインターコンチで重みが詰まったベルト。IWGPはIWGPヘビー級で新日本の象徴のベルトだと僕は思ってるので、そこをわかってる上で言いたいんですけど、この二つのベルト、去年一度も動いてないですよね。この二つのベルトを一つにしたら、僕は最高のベルトと最強のベルトだと思ってるので、これが一つになったらもっと凄いことが生まれるんじゃないかなと。まだたぶんみんなわかってないですけど、絶対面白いことになるんで。僕の中にはそのプランがあるんで。改めて言わせてもらいます。この二つのベルトを一つにしたい。これ提案したいです」

――物質的に1本にするということ?

▼飯伏「物質的に1本にできるのであれば1本にした方が僕はいいと思ってるんで。結局一つかける人というのはいなかったし。もちろん一つ一つの重みだったりはわかったうえで、これは言ってます」

――IWGP実行委員会がどう判断するかと?

▼飯伏「そうですね。嫌に思う人もいるかもしれないですけど、結局二つのベルトというのは、まったく去年一度も動かなかったので、これをバラバラにするというよりは一つにした方が絶対いいと思ってます」

――1本のベルトにまとめてデザインを変えてと?

▼飯伏「もしできるのであれば、これを一緒に合体して、違う形なのかデザインなのかにしたいと思ってます」

――何度防衛したらなど目安はある?

▼飯伏「できる限り早く一つにしたいなと。はい。何ならもう一つになってます。次もそうですよね。結局二つかけることになってるんで。僕はどちらともホントに100%愛してるので」

――SANADAについては?

▼飯伏「何度もシングルで戦ってるんで、彼に関して何も言うことはないというか、何も穴がない選手だし、全部パーフェクトですけど、その部分が逆に穴があるんじゃないかなと思ってるんで」

――2月11日広島の試合期待していいと?

▼飯伏「はい。期待してください」

――1月5日から時間が経ったが?

▼飯伏「もううれしいしかないですね今は。夢が本当にかなったというか、本当に僕、あれですね。デビューしてからずっと……結構きつかったんで、はい」

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