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1/16【NOAH】桃の青春相手に潮崎熱闘締め 丸藤にも“勝利"で武道館へ加速

『HIGHER GROUND 2021』神奈川・横浜ラジアントホール(2021年1月16日)
新春スペシャルマッチ横浜 ○潮崎豪&丸藤正道vs原田大輔&小峠篤司×

 GHCヘビー級王者・潮崎が丸藤とのコンビで、“桃の青春タッグ"原田&小峠組と熱闘を展開。丸藤との“チョップ快音勝負"も制したうえで小峠を豪腕で撃沈し、武藤敬司の挑戦を受ける2・12日本武道館大会へ改めて加速した。

 チケット完売となった横浜大会のメインに据えられた“新春スペシャルマッチ"。序盤から桃の青春が好連係を連発して試合は熱を帯びたものの、潮崎は真っ向から受け止める貫禄の試合運びを展開した。

 中盤過ぎには相棒・丸藤と競い合うように得意の逆水平チョップを叩き込み、受け止めた小峠の胸板は紫へと変色…。構わず潮崎と丸藤は“快音勝負"へと移行し、潮崎の一撃が奏でる破裂音が勝って丸藤も悔しげに首をかしげた。

 小峠も2度に渡ってゴツン!と強烈な頭突きをぶち込んで応戦したものの、最後はカウンターの豪腕ラリアットで潮崎が完勝。「2021年、ノアは武道館にやっと帰ることができます。手洗い、うがい、消毒、ちゃんとやって、また元気な姿で会場でお会いしましょう。ありがとうございました」と呼びかけたうえで、「I AM NOAH! WE ARE NOAH!!」で横浜大会を締めくくった。

 約9年前。ノアに移籍してきた小峠に一騎打ちで立ちふさがった舞台もここ横浜ラジアントホールだった。今宵も“たんこぶ"ができたが、「あの時は血が出て、前歯も欠けて散々な目に遭いましたけどね…。今日は血も出てないし、前歯も欠けてない。俺も…強くなったってことだよね?」と潮崎は進化を強調。パートナー・丸藤との快音勝負も「俺の勝ち」と言い切り、“1日2勝"で武藤の待つ武道館へ、ますます加速してみせた。


【試合後の潮崎】
――桃の青春と当たってみて?

▼潮崎「ジュニアタッグのチャンピオンじゃないかもしれないけど、大丈夫だよ、ノアジュニア。勢い、そして実力。備えてるよ、プロレスリング・ノアのノアジュニアは。心配ないでしょ」

――ここラジアントで小峠のノアデビュー戦の相手を務めた。あの時と同じように強烈な頭突きを2度に渡って食らった

▼潮崎「あの時は血が出て、前歯も欠けて散々な目に遭いましたけどね…。今日は血も出てないし、前歯も欠けてない。俺も…強くなったってことだよね? (※歯をみせながら)歯は命です…(笑)」

――丸藤とも逆水平を争うように叩き込んだ

▼潮崎「一緒に組もうが、対角線にいようが、やっぱり負けたくないしね。争う気持ちも出てくるでしょう。今日は…(※チョップ快音勝負は)俺の勝ち。パートナーにも…勝った!」

――いっそう武道館へ加速できた?

▼潮崎「うん。今日の横浜ラジアントホールで行われた全試合…ファンのみんなの応援がすべてでしょう。武道館で行くよ? 武道館からも止まらず行くよ」

――緊急事態宣言下で先行き不透明な状況が続くが?

▼潮崎「この先、正直どうなるか分からない状況ではあるけど、みんながいて、ノアがあれば大丈夫。それだけは自分に叩き込んで乗り越えていきたいと思います。…思いますじゃないな、乗り越えていきますよ」

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