プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

1/16【NOAH】ナショナル獲りへ村上が金剛まとめてKO 屈辱王者も「“本気の拳王"見せてやる」

『HIGHER GROUND 2021』神奈川・横浜ラジアントホール(2021年1月16日)
○村上和成&杉浦貴&NOSAWA論外vs拳王&征矢学&タダスケ×

 1・23大阪大会のGHCナショナル王座戦に向けた前哨戦で、挑戦者の“平成のテロリスト"村上が、王者・拳王ら金剛勢を狂乱パンチでことごとくKO。屈辱の拳王は「“本気の拳王"を見せてやる」と意味深な予告を放って、危険な香りが漂い始めた。

 大阪ナショナル戦へ横浜で前哨戦。のっけから村上が押した。序盤のグラウンドでいきなり逆十字固めに持ち込んでエスケープを奪うや、中盤には恐ろしい唸り声を上げながら張り手合戦を展開。さらにはカウンターの左ストレートや左フックも叩き込み、相次いで拳王からダウンも奪う。

 そして最後はタダスケの地団駄ラリアットに合わせて、カウンターの左フックがクリーンヒット。飛び込んできた拳王を再びパンチで吹っ飛ばすと、最後は半失神状態のタダスケを引きずり起こしながらの絞首刑スリーパーでレフェリーストップ勝ちをかっさらった。

 テロリストが金剛勢をまとめてKOして大阪決戦へ仁王立ち。やはり危険すぎる目つきで拳王を見据えてから引き上げた村上は、「ガンガン来い! 俺の息の根を止めない限りは殺されると思って来いよ」と目を血走らせながら通告した。

 一方の拳王は意味深予告。「なんだ? オープンフィンガー着けてたら“グー"で殴っていいのか? それがプロレスか? それがお前のリング上の闘いか? 分かったぞ…俺もな“そのつもり"で行ってやるよ。次の大阪、タイトルマッチ! “本気の拳王"を見せてやるからな」。日本拳法の元世界王者でもある拳王。“そのつもり"と“本気"が示すものとは――。赤いベルトを懸けたナンバ決戦に危険な香りが漂い始めた。

【試合後の村上】
――拳王と当たったが手応えのほどは?

▼村上「歯ごたえも何も関係ねえよ。目の前の敵をぶっ潰すだけだよ。いくらでも来い! やられれば、やられるほど燃えてくっからよ。ガンガン来い! 俺の息の根を止めない限りは殺されると思って来いよ。もう待ったなしだよ。上等だよ。以上だ。大阪、楽しみにしとけよ!」

【拳王の話】「おい! 村上和成。ようやく分かったよ。俺はな、お前のこと、心の底から憎いぞ。なんだ? オープンフィンガー着けてたら“グー"で殴っていいのか? それがプロレスか? それがお前のリング上の闘いか? 分かったぞ…俺もな“そのつもり"で行ってやるよ。次の大阪、タイトルマッチ! “本気の拳王"を見せてやるからな」

プロ格 情報局