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1/18【新日本】オカダがEVILに「胸貸してやる」 東郷狩りで一騎打ち再アピール

『Road to THE NEW BEGINNING』東京・後楽園ホール(2021年1月18日)
○オカダ・カズチカ&石井智宏&YOSHI-HASHIvsEVIL&高橋裕二郎&ディック東郷×

 オカダがEVILの盟友・東郷をマネークリップで下して一騎打ちを再アピール。暗黒の王に「俺がしっかり胸貸してやるよ」と言い放った。

 タイトル戦線への再浮上のキッカケとすべく、昨年のNEW JAPAN CUP決勝で敗れているEVILを標的に定めたオカダ。前夜の後楽園に続き、6人タッグマッチながらEVILとの直接対決が実現した。

 先発を買って出たオカダはEVILを挑発し、2人の顔合わせでゴングが鳴る。しかし、東郷が背後からオカダを襲撃。2人がかりで痛めつけられた。EVILには顔面を踏みにじりられてしまう。場外乱闘に発展した場面でも、EVILがイスを使ってオカダを殴打。その後もYOSHI-HASHIが捕まり、オカダにとってはフラストレーションが溜まる展開が続いた。

 石井が肉弾戦で試合を立て直すと、オカダがようやくリングに入り、再びEVILと対峙する。オカダはすぐさまフラップジャックでぶん投げると、マネークリップに捕獲。コーナーに押し込んで振り払ったEVILはスコーピオンデスロックを仕掛けたものの、オカダは極まる前にロープにエスケープし、真っ向からエルボーを乱射した。

 東郷が場外から足をすくって追撃を妨害すると、BULLET CLUBが3人がかりで猛攻へ。EVILがフィッシャーマンバスターで投げつけると、東郷はスポイラーチョーカーをリングに持ち込んだ。しかし、石井とYOSHI-HASHIがリングに飛び込んでオカダを援護。仲間の加勢で勢いを掴んだオカダは、ドロップキックから一気にマネークリップに捕らえて、東郷を仕留めた。

 勝利を手にしたオカダだったが笑顔はなし。リング上から場外のEVILをにらみつけた。バックステージでは「『2020年、新日本プロレス、ファンが離れていってしまってんじゃないの?』と、僕が去年言いましたけど、まあ簡単な話、原因は俺でしょう。俺が『NEW JAPAN CUP』で負けてしまって、その勢いのままEVILがチャンピオンになって、あそこで俺が勝ってれば、もっと新日本プロレス、楽しくなってたはずなのに、俺が負けてしまって…」と改めて悔しさをあらわにすると、「まあ強くなきゃ、この新日本プロレスの中で生きていけないから、そういう意味でも、しっかりとまた改めて、俺が上に行くために、もう一度EVIL戦やらせてもらって」とEVIL戦を昨日に続いて再アピール。「2冠チャンピオン…元2冠チャンピオンか、こんなもんすか、えぇ!? 違げーだろ? まだまだできるだろ。俺がしっかり胸貸してやるよ。離れてしまったファンを、俺とEVILの戦いで引き戻そうぜ」と暗黒の王に呼びかけた。

 一方、EVILは「オカダ、お前、俺と東郷が一緒にいること、そんなに怖えぇのか? お前はよぉ、人間性がクズだな」とオカダに罵声を浴びせたのみで、一騎打ちに関して言及はなし。オカダとしてはさらなる実力行使でシングルマッチ実現に繋げたいところだ。

【オカダの話】「『2020年、新日本プロレス、ファンが離れていってしまってんじゃないの?』と、僕が去年言いましたけど、まあ簡単な話、原因は俺でしょう。俺が『NEW JAPAN CUP』で負けてしまって、その勢いのままEVILがチャンピオンになって、あそこで俺が勝ってれば、もっと新日本プロレス、楽しくなってたはずなのに、俺が負けてしまって…。まあ強くなきゃ、この新日本プロレスの中で生きていけないから、そういう意味でも、しっかりとまた改めて、俺が上に行くために、もう一度EVIL戦やらせてもらって。そして、EVIL、2冠チャンピオン…元2冠チャンピオンか、こんなもんすか、えぇ!? 違げーだろ? まだまだできるだろ。俺がしっかり(※胸を叩いて)胸貸してやるよ。離れてしまったファンを、俺とEVILの戦いで引き戻そうぜ」

【YOSHI-HASHIの話】「ドーム終わって、新しいシリーズ始まって、今はキツい状態かもしれないけど必ず乗り切って、去年から言ってるようにNEVERのベルトだけじゃなくて、もっともっと、もっともっと違うベルトを、この腰に巻いてやるから」

【試合後のEVIL&東郷】
※EVILは持参したパイプイスに座ると、東郷はノドを押さえて激しく咳き込みながら、その横に座り込む

▼東郷「(※咳き込みながら)チクショー!」

▼EVIL「オカダ、お前、俺と東郷が一緒にいること、そんなに怖えぇのか? お前はよぉ、人間性がクズだな。わかるだろ、オマエ。(東郷に)大丈夫か、行くぞ!(※と、東郷を立たせて控室へ)」

▼東郷「(※ずっと咳き込みながら)クソー!」

プロ格 情報局