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1/29【全日本】亮生&HAYATOがアジアタッグ挑戦者決定戦へライバル意識むき出しの合同練習 宮原&青柳もゲキ&エール

 アジアタッグ王座挑戦者決定戦を控える青柳亮生&ライジングHAYATOが29日、神奈川・横浜市の全日本道場で合同練習。宮原健斗&青柳優馬がゲキを飛ばす中、ライバル意識をむき出しに階段ダッシュなど心肺機能を高めるメニューに取り組み、最古のベルト獲りを誓った。

 1・10千葉大会で一騎打ちを行った亮生とHAYATOは両者KOドローの熱戦を展開。試合後、和解の握手を交わした二人は宮原と青柳の誘いを受け、NEXTREAM入りを果たした。

 新生NEXTREAMの初陣となった1・24後楽園大会で宮原&青柳&亮生&HAYATOは土肥こうじ&羆嵐&児玉裕輔&大森北斗のEnfants Terriblesと激突。亮生が北斗にピンフォール負けを喫したものの、「第一の目標」としてアジアタッグ狙いを宣言。同大会で挑戦を表明した児玉&北斗、佐藤光留&田村男児との3WAYマッチによる次期挑戦者決定戦が2・23後楽園大会で組まれた。

 早くもアジアタッグに手が届くかもしれない状況となった亮生とHAYATOはこの日、合同練習を行った。「我々、この二人がアジアタッグチャンピオンになるために、このお二方にみっちりしごいてもらってパワーアップしたい」(HAYATO)と世界タッグ王者・宮原&青柳にコーチを依頼。宮原は「試合で予期せぬ動きとかも試合中、訪れたりするんで、心肺機能を高めて、試合の終盤になっても、息が上がってもいい試合をできるような動きをするため」に地味ながらも過酷なトレーニングを課した。

 道場での合同練習による疲労が残る亮生とHAYATOだが、宮原と青柳が厳しくゲキを飛ばす中、相手を前後、左右に飛び越えるジャンプ、相手を跳んで股下を潜り抜けてを繰り返す馬跳び、ロープワークと持久力重視のメニューをこなした。仕上げは階段ダッシュ。相当消耗している亮生とHAYATOだが、最後の力を振り絞るように声を上げながら、道場近くにある急角度の階段を何度も駆け上がった。

 全てのメニューを終えた二人はさすがに疲労困ぱい。呼吸の乱れが収まるまで時間を要した。二人の姿を見守った宮原は「これだけ心肺機能を高めた練習量を普段やってるから、これは2月23日はね、ホント是が非でもまず挑戦権を獲って。そしたら、たぶん彼らの未来は変わるよ」と太鼓判。青柳も自身がアジアタッグを初戴冠した当時を思い返し、「今、君たち21歳でしょ? 俺がアジア獲った時も21歳だったんだよ。二人にも21歳のうちに獲ってもらいたい」とエールを送った。

 和解したとはいえ、亮生が「ぶっちゃけ絆が深まったかどうかわかんない」と漏らしたように、二人の間に信頼関係が出来上がっているとは言い難い。むしろ、そこにあるのは対抗意識。だが、ジャイアント馬場&アントニオ猪木のBI砲を筆頭に、ライバル同士の名タッグチームは過去にいくつも存在してきた。HAYATOが「僕らタッグチームでもあり、ライバルなんですよ。横で亮生に絶対負けられないって気持ちで走ってたから、より自分を追い込めたし、より自分を高いところへ持っていけたんで、絶対23日勝てます」と確信するように言い切れば、亮生も「確実に足を引っ張らないなっていうのは、やっぱ強くなってるんで、23日は僕が獲りにいきます」と対抗意識をむき出しに予告した。

 タッグを結成してからまだ日が浅い亮生とHAYATOだが、この日見せたライバル意識を原動力に、2・23後楽園大会でアジアタッグ挑戦権を勝ち取る。

※合同練習の模様は「全日本プロレスTV」にて配信中


☆2/23(火・祝)東京・後楽園ホール『2020 EXCITE SERIES』11:30開始

▼アジアタッグ王座次期挑戦者決定3WAYマッチ
大森北斗
児玉裕輔
vs
ライジングHAYATO
青柳亮生
vs
田村男児
佐藤光留


【合同練習前の亮生、HAYATO、宮原、青柳】
▼亮生「2月23日の後楽園ホール大会に向けて、今回はNEXTREAMで合同練習したいと思います」

▼HAYATO「我々、この二人がアジアタッグチャンピオンになるために、このお二方にみっちりしごいてもらってパワーアップしたいと思います」

▼宮原「もうね、2月23日にこの青柳亮生、ライジングHAYATOがアジアタッグの挑戦をつかむため、その挑戦者決定戦が行われると聞いたので、普段ね、全日本プロレスの合同練習で行っている練習。でもね、彼ら二人はね、合同練習が終わっても二人で練習してる姿をよく見かけるので。それを今日、皆様にお届けできればと思ってますね。うん」

▼青柳「僕の話をさせてもらうと、今、君たち21歳でしょ? 俺がアジア獲った時も21歳だったんだよ。二人にも21歳のうちに獲ってもらいたい。そういう思いがあるから二人には頑張ってもらいたいなと思います」

――今日はどんなメニューを?

▼宮原「プロレスっていうのはいろんな練習があるんですけど、やはり試合での動き、試合で予期せぬ動きとかも試合中、訪れたりするんで、心肺機能を高めて、試合の終盤になっても、息が上がってもいい試合をできるような動きをするために、凄く地道な練習なんですけど、非常にこの練習が自分の体を支えるうえで大切になってるのでね。非常にこの練習はきついですよ。皆さん注目してください。なかなか見れない、こういう練習は」


【合同練習後の亮生、HAYATO、宮原、青柳】
▼HAYATO「きついですね。でも人よりきついことしないと強くなれないですからね」

▼宮原「これだけ心肺機能を高めた練習量を普段やってるから、これは2月23日はね、ホント是が非でもまず挑戦権を獲って。そしたら、たぶん彼らの未来は変わるよ、2月23日に」

▼青柳「絆はバッチリじゃないですか」

▼HAYATO「こんなきついトレーニングを、きつい合同練習のあとにしてるタッグチームいないと思うし、これはタッグチームだから二人で走ったんじゃなくて、僕らタッグチームでもあり、ライバルなんですよ。横で亮生に絶対負けられないって気持ちで走ってたから、より自分を追い込めたし、より自分を高いところへ持っていけたんで、絶対23日勝てます」

▼亮生「ぶっちゃけ絆が深まったかどうかわかんないですけど、確実に足を引っ張らないなっていうのは、やっぱ強くなってるんで、23日は僕が獲りにいきます。よっしゃ、23日、後楽園いくぞ」

▼亮生&HAYATO「よっしゃあ!」

▼HAYATO「絶対勝とう! いくぞ!」

※二人はTシャツを脱ぐと、HAYATOは宮原に投げつけて亮生とさらに階段ダッシュへ

▼HAYATO「負けるかぁ!」

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