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1/30【WWE】中邑、AJ、ブライアンらがロイヤルランブル前哨戦で火花 復活ストローマンが大暴れ

 フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」で行われたスマックダウンが日本時間30日、ライブ配信された。

 中邑真輔を筆頭に、AJスタイルズ、ダニエル・ブライアンら男子30人参加ロイヤルランブル戦に出場するスーパースターたちが前哨戦で激闘を展開。欠場中だったブラウン・ストローマンが電撃登場し、復活ののろしを上げた。

 ランブル戦を2日後に控えるこの日、オープニングにブライアンとAJが登場し、舌戦を展開。両者の対戦が行われることになった。

 試合前にはサミ・ゼインがIC王座を取り戻すため、かつてのパートナー・中邑に共闘を懇願したが、中邑は「感謝しているが、地獄に落ちろ」と拒否していた。セザーロが解説を務める中、ブライアンとAJの一騎打ちがスタート。すると試合中、ゼインがIC王者ビックEを侮辱するプラカードを持って登場。怒ったビックEがゼインと乱闘を展開し、試合は反則裁定となった。

 そこに現れたのが中邑。ゼインに延髄斬り、AJにスピンキックを叩き込む大立ち回りをみせた。急きょ「中邑&ブライアン&ビックEvsAJ&ゼイン&セザーロ」の6人タッグ戦が行われることになったが、この一戦でもMr.MITBザ・ミズ&ジョン・モリソン、オーティスが次々に乱入。9人によるタッグ戦に変更となり、終盤に現れたシェイマスがブローグキックでゼインを沈めて3カウントを奪った。

 ランブル戦を彷彿させる混戦となった前哨戦はシェイマスが勝利を収めた。試合後も乱闘が続くと、欠場中だったストローマンが電撃登場。ゼインとセザーロにランニングパワースラムを次々に決めて雄叫びを上げた。

 中邑は自身のツイッターアカウントに動画を投稿。フォーマルな出で立ちで登場し、日本語と英語を交えてランブル戦について言及した。

 2018年、日本人初のランブル戦優勝を果たした中邑は、『レッスルマニア34』で当時の王者・AJスタイルズの持つWWE王座に挑戦したものの敗れ去った。「3年前、俺は頂点にいた。日本人として史上初のロイヤルランブル優勝者となった。皆、俺がチャンピオンになると信じていた。だが違った」と回顧すると、「この3年間、自分なりにできる限り一生懸命やってきたよ。数々のタイトル獲ってきた。US、IC、タッグチーム。それでもまだ足りない。そして何か忘れてる気がする。自分自身の何かを」と自身の葛藤を告白した。

 だからこそ、中邑は3年前の無念を晴らすつもり。「世界王座だ。俺は世界王座を手にしたい。自分を見失いつつあった。だが、キング・オブ・ストロングスタイルが帰ってきた。今年のロイヤルランブルは必ず制してやる!」と2度目のランブル戦制覇を予告し、「ローマン、お前を恐れていないぞ」とローマン・レインズを名指ししてレッスルマニアでユニバーサル王座を狙う構えをみせた。

 中邑、ブライアン、AJらが出場する男子30人ロイヤルランブル戦が行われるPPV大会『ロイヤルランブル』は日本時間2月1日にWWEネットワークで配信される。

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