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2/5【NOAH】秋山、鬼か仏かは「当日朝の気分次第」!? ノア武道館へ会見

 2・12日本武道館大会で行われるタッグマッチ「丸藤正道&秋山準vs清宮海斗&稲村愛輝」に向けた会見が5日、都内ホテルで開かれた。

 ノア約10年ぶりの聖地帰還となる日本武道館大会。“ノアの武道館"を知り尽くす丸藤と秋山がスペシャルタッグを結成し、武道館初体感となる“ノア20代コンビ"清宮&稲村組と対決する形となる。

 会見ではまず新世代コンビが「自分たちで“ノアの若い力"というのをしっかり示せるような試合がしたい。本当にまっすぐまっすぐ、力強くまっすぐぶつかっていきたい」(稲村)、「ノア武道館の歴史に存在しなかった俺たちの“ニューパワー"というものを武道館の景色の中に入れて、今までの歴史というものをアップグレードさせたい」(清宮)と意気込んだ。

 が、これを聞いた丸藤は心配顔。「優等生なコメント。清宮はチャンピオンにもなって、ノアを引っ張る姿勢をみせてきて、稲村も今急成長してひじょうに素晴らしい試合をしてますけど、そういう(若い)選手の心っていうのをバキッ!!っと折ってしまうのが秋山さんだと思ってるんで」と忠告。

 当の秋山は苦笑いで「すっごく丸くなってるんで、大丈夫です! だから二人ともね、全然怖くないから」と打ち消しつつ、「久しぶりにノアが武道館に帰る。こんな大切な日に呼んでいただいて、ありがたく思います、相手はこれからノアを背負って立つ二人だと思います。丸藤選手も世代が違うから僕と一緒にされたら困るかもしれませんが、ノアの誕生から一緒にやってた二人として、今のノアを感じさせてもらえればと思います」と話した。

 しかし、“秋山準の印象"を問われた稲村、清宮はともに「怖さ」をキーワードに。確かに単純に先輩として怖く、試合でもバーニングとしては燃えるように怒り、スターネストしては冷酷さも見せつけてきただけに、丸藤も「本当に怖いっすよ。本当に怖いっす。秋山さんは」とポツリ。最後は秋山自身も「朝起きた時に気分が良いか悪いかでその日の機嫌が決まるから」と恐怖の一言を発した。武道館に降臨するのは丸くなった仏の秋山か、やっぱり怖い鬼の秋山か――。いずれにしても清宮、稲村にとっては試練となる。


【会見の模様】
――一戦に向けた意気込みを

▼稲村「まず始めにノアの日本武道館大会でこのような試合ができること、ひじょうに興奮しております。自分たちで“ノアの若い力"というのをしっかり示せるような試合がしたいと思います」

▼清宮「今回の日本武道館大会。ノアにとって歴史を刻んできた会場であり、お客さんにとっても凄く思い入れのある会場だと思います。その歴史に存在しなかった俺と稲村が、こうやって秋山さん・丸藤さんと闘う形になりますが、俺たちの“ニューパワー"というものを武道館の景色の中に入れて、今までの歴史というものをアップグレードさせたいと思います」

▼丸藤「まず、日本武道館を迎えられること、嬉しく思っております。対戦相手の清宮、稲村。どうですか? 秋山さん。この二人の優等生なコメント」

▼秋山「いえ、私も優等生です(笑)」

▼丸藤「今、ここに入ってくる時に、秋山さんの入場曲を聞いてテンションは爆上がりですよ。当日もこの入場曲を聞いて、テンションを上げて、秋山さんと二人であの優等生な二人をしっかりと仕留めたいと思います」

▼秋山「久しぶりにノアが武道館に帰る。こんな大切な日に呼んでいただいて、ありがたく思います、相手はこれからノアを背負って立つ二人だと思います。丸藤選手も世代が違うから僕と一緒にされたら困るかもしれませんが、ノアの誕生から一緒にやってた二人として、今のノアを感じさせてもらえればと思います。優等生はここまでで、リング上では思い切り暴れるように、よろしくお願いします」

――秋山選手、丸藤&秋山組というタッグチームへの印象は?

▼秋山「確かにあまり組んでないけど、ずっと見てきたし、やりあってきたし、大体どういう動きをするのかは分かってるんで。新しい技とかあるなら、聞いたり何なりして。お互いが何ができるのか考えて。合体技どうこうよりも、彼も俺の動きがわかるでしょうし、俺も彼の動きは大体分かるんで。それで行けば問題ないんじゃないかと思っています」

――清宮、稲村への印象というのは?

▼秋山「清宮君は(一昨年の大阪)で隣に立たせてもらってますけど、稲村君はハッキリ見れてないので、そろそろ見ておきます。だから印象は今はあんまりないです」

――清宮、稲村両選手は改めて“秋山準"への印象というのは?

▼稲村「自分もずっと学生の頃、それより前からずっとノアを見ていて、テレビや会場で試合を見ていた選手ですが、その時でもものすごい強さと怖さというのを感じていたので。もちろん肌を合わせたことはないですが、本当にこの闘いを楽しみにしています」

▼清宮「一昨年の大阪で秋山さんの隣に立たせてもらって、試合をした時に、稲村が言ったような“怖さ"というのはもちろん感じたんですけど、隣りにいてその存在感にちょっと安心した自分がいて。その安心感の正体ってなんなんだろうな?って自分の中で思った部分があって。その答えじゃないですけど、ヒントみたいなものはこの試合で感じられたらいいなと思っています」

――怖さというキーワードが出たが、丸藤選手はその怖さを知る最たる一人だと思うが?

▼丸藤「いやぁ本当に怖いっすよ。本当に怖いっす。秋山さんは」

▼秋山「いやいや(笑)」

▼丸藤「だから今日の対戦相手のコメントを聞いていても、やっぱり俺は心配ですね。清宮はチャンピオンにもなって、ノアを引っ張る姿勢をみせてきて、稲村も今急成長してひじょうに素晴らしい試合をしてますけど、そういう(若い)選手の心っていうのをバキッ!!っと折ってしまうのが秋山さんだと思ってるんで。僕はひじょうに心配しております」

――怖い怖いと言われているが?

▼秋山「全然怖くないですよ。(15年以上ノアを取材する記者に)怖くないよね?」

――いや…とても怖い思いを何度もしてきた

▼秋山「…(笑) でも、あれから何年も月日がたってるんでね。すっごく丸くなってるんで、大丈夫です! だから二人ともね、全然怖くないから」

▼丸藤「…ほら怖い…」」

――優等生はここまで、との発言があったが、相手の二人にどう来て欲しい?

▼秋山「好きなようにきてもらいたいですね。どんな状況できても対処できると思うんで。いかつく来てくれてもいいし、スマートに来てくれてもいいし。どんな状況で来てもすべて返せると思います」

――対する二人はどう立ち向かう?

▼稲村「自分はもう、まっすぐぶつかることしかできないんで。全力で秋山さんにも丸藤さんにも、本当に今まで以上に全力で。本当にまっすぐまっすぐ、力強くまっすぐぶつかっていきたいと思います」

▼清宮「個人的にいえば、秋山さんとタッグを組んでからかなり月日がたっているので、その間に培ったこと、経験したことををぶつけていきたい気持ちはあるんですが、この試合はやっぱりタッグマッチなので、俺たちはチームとして、秋山さん・丸藤さんのチームを崩していきたいなと思います。チームで勝ちます」

――『こんな時の秋山準は怖い』というのはある?

▼丸藤「いやもう当日会場入ったら怖いと思いますよ。控室から」

▼秋山「どこで怒るか分かんないっちゅうのが怖いのかもね」

▼丸藤「確かにそうですね。AB型ですもんね。AB型の怖さ+プロレスの怖さが当日は出てしまうと思うんで」

▼秋山「ひとつ言うと、朝起きた時に気分が良いか悪いかでその日の機嫌が決まるから(笑)」

▼丸藤「先輩なんでアレですけど、ちょっと面倒くさいですよね?(笑) 当日ピリピリしてると思いますよ」

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