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2/8【DDT】遠藤打診で小橋氏がKO-D戦の立会人に 秋山断言「小橋さんのとこに行ってる時点で俺の勝ち」

 2・14川崎大会へ向けた直前会見が8日、東京・渋谷のAbema Towersで行われ、メインイベントのKO-D無差別級無差別級選手権試合で小橋建太氏が立会人を務めることが決定。小橋氏に教えを乞うた王者・遠藤哲哉が「秋山選手、今、俺の手のひらの上で踊らされています」と豪語すれば、挑戦者・秋山準は「小橋さんのとこに行ってる時点で俺の勝ち」と断言し、「(KO-Dを)彼が十分上げてくれた。それをより高みに持っていくのは俺の仕事」と言い切った。

 2021年初のビッグマッチとなるのが川崎大会。メインイベントでは王者・遠藤にD王 GRAND PRIX 2021覇者・秋山が挑むKO-D無差別級選手権試合となる。

 両者は昨年11・22後楽園大会におけるD王GP公式戦で遠藤が勝利して以来2度目の一騎打ち。「僕の中で秋山選手に勝てるっていう確証をリーグ戦の中で持てた」と自信満々の遠藤だが、決して慢心せず。「挑戦者・秋山選手に決まって約2ヵ月間ですかね。俺ができること全て行いました。秋山選手、今、俺の手のひらの上で踊らされています」と豪語できるだけの動きを見せてきた。

 その一つが今月6日の小橋氏訪問。そこで熱血指導を受け、秋山の弱点を聞いただけでなく、青春の握り拳も伝授された。「俺の心の中にはしっかりと青春の握り拳があります」と鉄人魂を受け継いだ遠藤は「勝つのはもう当たり前」と断言。「さらにその上。この試合を世間に届かせる。去年は技能賞を獲りましたけど、そのさらに上がありますよね。そこに遠藤哲哉がノミネートされても、みてる皆さんが違和感を感じない。そんな試合をお見せします」と昨年の技能賞に続くプロレス大賞の賞獲りを描いた。

 その小橋氏が当日、KO-D戦の立会人として来場することが決まった。遠藤からの打診に快諾して決まったもの。その眼前で「歴史が変わる瞬間」をみせつけるつもりの遠藤は、小橋氏の提案を受けて「ベルトがやはり結構、年季が入っていて、くすんでるって言われてしまったので、俺が防衛したあかつきには作り直します。もちろん小橋さんがおっしゃっていたように純金で」と秋山突破によるKO-Dベルトの新調を誓った。

 対する秋山はKO-D王座初挑戦となる。古傷である左ヒザ手術のため1・9後楽園大会から欠場していたが、1・31板橋大会で復帰したばかり。「チャンピオンと前哨戦も1回ということで、戦って盛り上げるってことができなかったですけど、チャンピオンはいろいろ僕に辛らつな言葉を投げかけてくれたり、小橋さんのところに行ってくれたり、よく盛り上げてくれた」と遠藤を称えたが、小橋氏訪問には全く動じず。むしろ「小橋さんのとこに行ってる時点で、俺の弱点を小橋さんに聞きに行ってる時点で俺の勝ちですね」と言い切った。

 小橋氏の立会人決定も秋山は「小橋さんが立会人の時はほぼ僕、全てタイトルマッチ勝ってる」と歓迎。「当日は小橋さんの前でいいところをみせられるように頑張りたい」と気合も入るところだ。「技能賞を獲ったということで、プロレス大賞ではIWGP、GHCと、そのKO-Dと。彼が十分上げてくれた」と遠藤を評した秋山は、「それをより高みに持っていくのは俺の仕事」と宣言。初挑戦・初戴冠を成し遂げたあかつきには、KO-D王座の権威向上を自らに課す構えをみせた。

☆2/14(日)神奈川・カルッツかわさき『KAWASAKI STRONG 2021』12:30開場、14:00開始

▼ヤネカベpresents KO-D無差別級選手権試合
[挑戦者/D王 GRAND PRIX 2021優勝者]
秋山準
vs
遠藤哲哉
[第75代王者]
※遠藤4度目の防衛戦


【会見の模様】
▼秋山「ヒザの手術とかありまして、チャンピオンと前哨戦も1回ということで、戦って盛り上げるってことができなかったですけど、チャンピオンはいろいろ僕に辛らつな言葉を投げかけてくれたり、小橋さんのところに行ってくれたり、よく盛り上げてくれたと思います。当日は小橋さんも立会人で、それはチャンピオンが呼んでくれたのかな? 小橋さんが立会人の時はほぼ僕、全てタイトルマッチ勝ってるんで、それもわかったうえで呼んでくれてるのかわからないけど、当日は小橋さんの前でいいところをみせられるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

▼遠藤「2月14日、カルッツかわさき、最高の舞台が整いました。挑戦者・秋山選手に決まって約2ヵ月間ですかね。俺ができること全て行いました。秋山選手、今、俺の手のひらの上で踊らされています。先ほど秋山選手が言った通り、小橋さんのもとに行って、秋山選手の弱点を聞いたり、トレーニングをみていただいて鍛え直していただいた。そして立会人。会場に来ていただくことをお願いしたら快く受けていただきました。俺の心の中にはしっかりと青春の握り拳があります。小橋さんの前で秋山選手がほとんどの試合勝ってると言いましたが、歴史が変わる瞬間をお見せします」

――遠藤選手が小橋さんのもとを訪れて驚きなどはあった?

▼秋山「驚き? いや、ちゃんと教えてもらえたのかなと思って、それが心配でしたね。案の定、青春の握り拳を教えられたと。そんな暇があったらね、もっと違うことを教えてほしかったなと思って。彼が青春の握り拳をやった時点で俺の勝ちですよ」

――前回のリーグ戦での勝利を踏まえて勝つ自信は?

▼遠藤「まぁ、そうですね。僕の中で秋山選手に勝てるっていう確証をリーグ戦の中で持てたので。ただ、そこで自分に甘えずに。勝つのはもう当たり前なので、さらにその上。この試合を世間に届かせる。そして、去年は技能賞を獲りましたけど、そのさらに上がありますよね。そこに遠藤哲哉がノミネートされても、みてる皆さんが違和感を感じない。そんな試合をお見せします」

――青春の握り拳をやった時点で俺の勝ちだと言われたが、それ以外に小橋さんから教わったことは?

▼遠藤「最終的には気持ちだとおっしゃってました。あとはベルトがやはり結構、年季が入っていて、くすんでるって言われてしまったので、俺が防衛したあかつきには作り直します。もちろん小橋さんがおっしゃっていたように純金で新しいKO-D無差別級のベルトを作ります」

――小橋さんから遠藤選手について何か聞いている?

▼秋山「小橋さんからですか? 全然聞いてないです。言わなくても大丈夫と思ってるんじゃないですか」

――青春の握り拳を出した時点で勝ちということは、借り物では勝てないと?

▼秋山「まぁ、小橋さんのとこに行ってる時点で、俺の弱点を小橋さんに聞きに行ってる時点で俺の勝ちですね。それだけ余裕ないのかなと思って」

――改めてKO-Dへの思い入れ、評価は?

▼秋山「彼もさっき言ったように技能賞を獲ったということで、プロレス大賞ではIWGP、GHCと、そのKO-Dと。彼が十分上げてくれたと思ってるんで、それをより高みに持っていくのは俺の仕事だなと思ってます」

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