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2/15【WWE】KUSHIDA惜敗で北米王座届かず、イオはトリプルスレット戦制してNXT女子王座死守

 フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンター内「キャピトル・レスリング・センター」で行われた『NXTテイクオーバー:ベンジェンス・デイ』が日本時間15日、配信された。

 KUSHIDAがNXT北米王座に挑戦し、王者ジョニー・ガルガノと熱戦を展開したものの惜敗した。

 ガルガノとの遺恨が深まる中、ようやく北米王座挑戦の時を迎えたKUSHIDA。序盤からいきなりホバーボードロックを狙い、アームバーやオクトパスホールドを決めて攻め立てた。ガルガノもアッパーカットやスーパーキックで応戦し、ネックブリーカーも敢行。中盤にはKUSHIDAがアンクルロックで絞め上げ、スープレックス、バズソーキックの連続攻撃に出たが、ガルガノはスープレックス、トルネードDDTを決めて互角の展開に持ち込んだ。

 終盤、ガルガノ・エスケープで追い込まれたKUSHIDAはホバーボードロック、雪崩式アームバーで勝機を作ったものの決め手とならず。ガルガノがワンファイナルビート2発を叩き込むと、KUSHIDAは返せず3カウントを聞いた。

 好勝負を展開したもののKUSHIDAは北米王座にあと一歩届かず、王者ガルガノに防衛を許した。試合後、KUSHIDAは自身のツイッターで「WWEとサインした理由の1つが今夜の彼との試合でした。失ったものも少しはあるかもしれないけれども、それよりはるかに得たものの方が大きかった。アメリカに来てから初めてかもしれないこの充実感。悔しかった、そして楽しかった」と王座戦の感想をツイッターに投稿した。

 紫雷イオがトニー・ストーム、メルセデス・マルティネスとのトリプルスレット戦を制し、NXT女子王座を死守した。

 ゴング前にメルセデスから襲撃を受けたイオだったが、メルセデスにダブルニー、トニーにフラップジャックを決めてすぐに立て直す。さらにクロスフェイスでトニーを絞め上げたが、次の瞬間、メルセデスのドラゴンスリーパーに捕まってしまった。

 3人が入り乱れる攻防が続く中、イオは鉄柱に登って場外へのクロスボディを放って場外の2人に突っ込んだ。終盤にはトニがストーム・ゼロやダイビングヘッドバットでメルセデスを追い込んだが、イオがそのトニーにムーンサルトを叩き込んでカット。そのままメルセデスを丸め込んで3カウントを奪った。

 強敵2人を相手にしてのトリプルスレット戦に勝利したイオがNXT女子王座防衛を果たした。試合後はベルトを掲げてアピール。ツイッターに「イェーイ! まだ私の物だ!」とベルトを持った自身の写真を投稿した。

プロ格 情報局