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2/20【全日本】ゼウス&イザナギが同門対決制してアジアタッグV3、ゼウス&入江は世界タッグに照準

『2021 EXCITE SERIES』愛知・名古屋国際会議場(2021年2月20日)
アジアタッグ選手権試合 〇ゼウス&イザナギvs入江茂弘&UTAMARO×

 ゼウス&イザナギが熱戦となった入江&UTAMAROとのPURPLE HAZE対決を制し、アジアタッグ王座3度目の防衛。ゼウスと入江は最強タッグでの合体がならなかった無念を晴らすように世界タッグ王座に照準を定めた。

 第110代王者に君臨するゼウス&イザナギに入江&UTAMAROが挑戦するPURPLE HAZE対決によるアジアタッグ戦が名古屋の地で実現した。

 中でも目を引いたのがゼウスと入江の真っ向勝負。ゼウスが両腕フライングバイセップスエクスプロージョンで入江とUTAMAROをまとめてなぎ倒し、串刺しバイセップスエクスプロージョン、フロントスープレックスの連続攻撃に出れば、入江も譲らずブラックホールスラムで応戦。バイセップスエクスプロージョンとビーストボンバーを何度も打ち合い、合計4度の相打ちでリングを揺るがした。

 終盤にはUTAMAROが延髄斬りやバックドロップでゼウスを攻め立てて粘ったものの、王者組のダブルインパクト式ミサイルキックが決まって流れは決定づけられた。すかさずゼウスがバイセップスエクスプロージョンを叩き込むと、ジャックハマーを爆発。UTAMAROから3カウントを奪った。

 ゼウス&イザナギが同門対決に勝利してアジアタッグV3に成功。試合後はノーサイドで入江&UTAMAROと握手を交わし、ゼウスは「これまでやったどの防衛戦よりも一番やり応えあって楽しかった。この入江選手とUTAMARO選手、この二人やったからやと思う」と充実感たっぷりに振り返った。

 イザナギは改めてPURPLE HAZEによるベルト独占を宣言した。「ゼウスも完全復活なんで、見てわかる通り。これからいよいよゼウス&入江組っていうのもPURPLE HAZEからどんどんアピールしていきたい」との意向を示すと、入江が「凄い力も強いし、何より打たれ強い。この攻撃型の二人が、PURPLE HAZEの攻撃型の二人がタッグを組んで、世界最強を目指しましょうよ」と呼びかけ、ゼウスも呼応。「俺と入江、ホンマに死ぬ気で獲りにいくから。待っとけよ」と宣言していた。

【試合後のゼウス&イザナギ、入江】
▼イザナギ「いや、ホント、仲間内で戦うなんて、逆に仲間だからこそ思い切りいけるっていうのもあるんかなって。何かホント、かけがえのない経験でしたね。最後はわずかの差でゼウスが獲ってくれましたけど、味方でよかったなっていう。入江君、マロさんホント味方でよかった。この先、仲間割れするんじゃないかなって…僕、思い切り戦ったあとガチって感覚がわかんなくて、仲間割れするかなと思ったけど、まぁまぁ表向きはマロさんも握手してくれたんで。あれだ、入江君。最強タッグ、PURPLE HAZEから…ゼウスがあんなことになって、俺たち二人が出たけど、ゼウスも完全復活なんで、見てわかる通り。これからいよいよゼウス&入江組っていうのもPURPLE HAZEからどんどんアピールしていきたいなと思ってます。世界タッグ狙えるっしょ? 今日の試合見たらわかるっしょ? ゼウスと入江が組んだら面白いっしょ? もちろん俺もマロさんもいろんなベルトあるし、二人でいろんなベルト狙ってもいいし、個人個人狙ってもいいしね。どんどんPURPLE HAZE4人で、だいぶ経ったけど公言通り全日本のベルト独占します。6人もあるよね。6人のベルトもあるんで、すべて視野に入れてます。(入江に向かって)何かあるか?」

▼入江「今日、ゼウス選手と組んで、凄い力も強いし、何より打たれ強い。この攻撃型の二人が、PURPLE HAZEの攻撃型の二人がタッグを組んで、世界最強を目指しましょうよ」

▼ゼウス「やろか。まぁ、自分から言えることは今日のアジアタッグの防衛戦。これまでやったどの防衛戦よりも一番やり応えあって楽しかった。この入江選手とUTAMARO選手、この二人やったからやと思う。名古屋のみんなは今日は俺らの試合見て得したんちゃうかな思ってます。この俺と入江選手が組んで必ず世界タッグのベルト獲りにいくよ。もらいにいくよ。健斗と青柳、今年の正月2日か。勝ってベルト巻いたばっかりで、みんなまだ落とされへんよって思ってるかもしれんけど、俺と入江、ホンマに死ぬ気で獲りにいくから。待っとけよ。それだけや」

▼イザナギ「以上かなオイ! 俺らアジア王者やけどな、おとなしくしてへんからな。二兎を追う者は一兎も得ず? 違うな。二兎を追わない者は二兎を得ずじゃ!」

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