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2/21【全日本】宮原が世界タッグ戦へ小林制裁示唆 「お前の小汚い顔がどうなるのか」

『2021 EXCITE SERIES』静岡・キラメッセぬまづ(2021年2月21日)
〇宮原健斗&青柳優馬&青柳亮生vs芦野祥太郎&羆嵐&大森北斗×

 宮原が2日後に迫った世界タッグ初防衛戦へ向け、「お前の小汚い顔がどうなるのか楽しみにしてるよ」とアブドーラ・小林制裁を示唆した。

 大日本・関本大介&アブドーラ・小林を迎え撃つ世界タッグV1戦がいよいよ2日後と迫った宮原&青柳がこの日のメインで最終調整試合に臨んだ。

 亮生とのNEXTREAMトリオで芦野&羆嵐&北斗のEnfants Terriblesと激突した二人はV1戦へ向けて好調ぶりを示した。宮原がフロントハイキック、低空ドロップキック、顔面ドロップキックと得意の連続攻撃をみせれば、青柳も羆嵐をジャンピングエルボーやダイビングボディアタックで攻め立てて躍動。芦野のアンクルロックに捕まってもジャーマンの投げ合いで気を吐いた。アンファントリオの連係に狂いが生じたスキを突いてブラックアウトとトラースキックの同時発射がズバリと決まり、最後は宮原がブラックアウトからのシャットダウン・スープレックス・ホールドで北斗から3カウントを奪った。

 NEXTREAMが世界タッグ戦へ快勝で最終調整を終えた。V1戦を迎えるまで、宮原は小林から散々挑発され、2・18新木場大会での一騎打ちでは手段を選ばずいたぶられた。しかも小林は「宮原狙い」を宣言し、昨年最強タッグに続く宮原狩りによる世界タッグ奪取を果たし、本当の意味での「最大の汚点」を宮原のキャリアに刻む構えだ。

 すっかり蹂りんされてきた感もあるが、そこは最高男。しっかり借りを返すつもりでいる。「お前がな、23日でな、宮原健斗を狙おうがな、狙うまいがな、お前の輝かしい時代は終わるんだ。わかるか? 宮原健斗と絡めてよかったなと思い出になるんだ」と格の違いを強調するように通告した宮原は「23日、果たしてどうなるかな? お前の小汚い顔がどうなるのか楽しみにしてるよ」と意味ありげに言い放った。

 額面通りに受け取れば、小林の顔面を破壊するほどの制裁を施すということになる。しかも2・23後楽園大会は今月27日に誕生日を迎える宮原にとって31歳として最後の試合。「お前のことよりな、31歳ラストマッチ、それを楽しみにしてんだ俺は」と強調した宮原は「アブドーラザよ、お前に俺の31歳ラストマッチがふさわしいか。それはどうだろうな」と投げかけた。

 言葉の端々にぬぐい切れない小林に対する抵抗感が見え隠れ。かかわりを断ち切るためにも、最高男は小林にキッチリ報復を遂げるのみだ。

【試合後の宮原&青柳&亮生】
▼宮原「沼津、4年ぶりだ。勝利で飾ったぞ。ついにあさって23日、アブドーラザよ。お前のことを今日もすっかり忘れてたよ。お前の存在、23日、果たしてどうなるかな? お前の小汚い顔がどうなるのか楽しみにしてるよ」

▼青柳「そういうことだ」

▼宮原「(亮生に向かって)おい、アジアタッグ出るんじゃねぇのか?」

▼亮生「はい。まずは挑戦権獲得、頑張ります」

――小林は世界タッグ戦での「宮原狙い」を予告しているが?

▼宮原「お前がな、23日でな、宮原健斗を狙おうがな、狙うまいがな、お前の輝かしい時代は終わるんだ。わかるか? 宮原健斗と絡めてよかったなと思い出になるんだ。わかるか? アブドーラザよ。さぁ、31歳ラストマッチだ。お前のことよりな、31歳ラストマッチ、それを楽しみにしてんだ俺は。プロレスファンも楽しみにしてるぞ。アブドーラザよ、お前に俺の31歳ラストマッチがふさわしいか。それはどうだろうな」

▼青柳「31なんですね」

プロ格 情報局