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2/23【新日本】内藤が2・25復帰を自ら発表 公開討論要求も飯伏は現れず

『Road to CASTLE ATTACK』東京・後楽園ホール(2021年2月22日)

 左ヒザ負傷で欠場中の内藤哲也が2・25後楽園大会での復帰を自ら発表。2・28大阪城ホール大会でIWGPインターコンチネンタル(IC)王座を懸けて対戦する飯伏幸太に“公開討論"を要求したが、二冠王は姿を現さなかった。

 大阪城決戦を控えながらも、2・17後楽園大会から欠場している内藤。連日、大会オープニングであいさつを行ってきたが、この日も白いスーツ姿がリングに上がった。

 「ブエナスノチェス、後楽園ホール! 2月16日の後楽園ホール大会にて、右ヒザを負傷してしまいました。それ以降の後楽園、盛岡、山形、そして今日の後楽園と、4大会連続で欠場になってしまったこと、そして、4大会連続で対戦カードが変更になってしまったこと、心からお詫び申し上げます」。

 そう改めて謝罪して四方に礼。そのうえで、「幸い重傷ではなく、経過も良好とのことなので、しあさって2月25日の後楽園ホール大会にて復帰することが決定しました。『まだ早いんじゃないの?』と思う方もいらっしゃるかと思いますが、『なんだ、全然できるじゃん』って皆様に思ってもらえるような姿を2月25日後楽園ホール大会でお見せしたいと思います。楽しみにお待ちください」と2・25後楽園大会での復帰を表明し、場内は大きな拍手に包まれた。

 欠場中も飯伏とは舌戦を繰り広げてきたが、この日も内藤は揺さぶりをかけた。「ところで…“神様"飯伏幸太は俺が欠場したことによって、今日も試合がなくなってしまったわけですが。試合はできなくても、マイクぐらいできるだろう。黙ってるだけじゃあなたの思いは誰にも何も伝わらない」と“公開討論"を要求。

 しかし、飯伏は姿をみせず。「“神様"飯伏幸太は…出てこないか。出てくると思ったんだけどなあ。“神様"飯伏幸太は本気でプロレスを広める気があるのか、ないのか。残念ながら、俺は口だけで、本当にそうは思ってないと思いますけどね」と飯伏を皮肉った内藤は、「ではでは、皆様。次はしあさって、2月25日、ここ後楽園ホール大会でお会いしましょう。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤哲也でした。アディオス」と締めくくった。

 コメントブースでも内藤は「“神様"飯伏幸太は、ノーコメントもしくはどーでもいことしか言わない日々。本当にあなた、プロレスを広めるおつもりはありますか!? こんなんでプロレスが広まるんだったらさ、もうとっくに広まっているよ」と批判。「自分から何も発信できないような男が、新日本プロレスのトップであり、新日本プロレスの歴史を変えようとしている。申し訳ないけど、迷惑だし、不愉快だよ。俺が“神様"飯伏幸太を、黙らせてやるぜ、カブロン」と大阪城ホールでの勝利を誓った。

 一方、リングには上がらなかった飯伏も試合コスチューム姿で2本のベルトとともにコメントブースに登場。「内藤さん。僕は、いつでも、待ってますから。25日、本当にできるのか!? 万全な状態でできるのか!? 確かめたいと思います」とあくまで戦いで内藤と向き合う構えを見せた。

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