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3/9【WWE】ラシュリーがミズとのリマッチ制してWWE王座防衛 アレクサの呪術介入でオートン吐血、AJに屈辱敗戦

 フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」で行われたロウが日本時間9日、ライブ配信された。

 新WWE王者ボビー・ラシュリーが前王者ザ・ミズとのリマッチを制して王座防衛を果たした。

 先週のランバージャック戦でミズを破ってWWE王者となったラシュリーがこの日、再戦に臨んだ。試合前、ラシュリーは「再戦しても同じことが起こる。俺は王者としてレッスルマニアに行く」と返り討ちを予告。ミズも「試合の後には“新王者"のハッシュタグが踊ることになる」と王座奪還を宣言してみせた。

 しかし、ミズは強気な言葉とは裏腹に、序盤から場外に逃げる消極姿勢。追いかけたラシュリーはミズを捕まえてスープレックスやショルダータックル連打で攻め込んだ。一時はラシュリーがポストに誤爆し、ミズの攻撃を許したものの、終盤にはフラットライナーやスパインバスターで挽回。最後は必殺のハートロックでミズをタップさせて王座防衛に成功。ミズを返り討ちにしたラシュリーはベルトを掲げて勝ち誇った。

 ランディ・オートンがAJスタイルズと対戦したものの、アレクサ・ブリスの呪術による介入で吐血した末に敗北を喫した。

 この日のバックステージでAJとオモスが「アレクサやフィーンドに呪われてオートンの頭に声が響くだって。くだらない」と馬鹿にしていると、オートンが現れて舌戦に発展。AJが「馬鹿にしているんじゃない。お前が弱いだけだ」と切り捨てると、オートンは「リングでどれだけ俺が“弱い"かわからしてやる」と宣言し、両者の対戦が行われることになった。

 序盤、オートンはアッパーカットを見舞い、AJを解説席に叩きつけて痛めつけた。AJのカーフ・クラッシャーに捕まっても、エレベイテッドDDTを決めてトドメを狙ったが、介入したオモスがAJの足を引っ張って救出した。

 ここで突然、会場ビジョンにオルゴールを不気味に回すアレクサが姿を現した。アレクサがマッチの火を消すとコーナーに火柱が上がり、オートンは突然苦しみ出して黒い血を吐いて倒れ込んだ。最後はAJのフェノメナール・フォアアームを食らって3カウントを聞き、アレクサの呪術介入によって屈辱の敗戦を喫した。

プロ格 情報局