3/22【WWE】レインズ辛勝でユニバーサル王座防衛、レッスルマニアでエッジ迎撃へ ザ・フィーンド復活でオートンとの遺恨再燃
フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」で行われたPPV大会『ファストレーン』が日本時間22日、ライブ配信された。
スマックダウン女子王者サーシャ・バンクスとロイヤルランブル戦覇者ビアンカ・ブレアがWWE女子タッグ王者シェイナ・ベイズラー&ナイア・ジャックス(with レジナルド)に挑戦。『レッスルマニア37』でSD女子王座戦を争う二人は仲間割れの末に敗戦となった。
試合はサーシャ&ビアンカが主導権を握った。ビアンカがショルダー・タックル、サーシャがダブルニーをシェイナに決めて攻め込んだ。ビアンカがナイアにエルボードロップ、シェイナにランニングニーで反撃されても、サーシャが串刺しメテオラ連打で二人を鎮圧。ビアンカが450スプラッシュをシェイナに叩き込んで勝機を作った。
だが、レジナルドが介入してフォールを妨害。それでもサーシャがビアンカとの連係攻撃からバンク・ステートメントでシェイナを捕まえたが、これもナイアがカットに入って決められず。ここでサーシャとビアンカが口論となって仲間割れしてしまい、そのスキにシェイナがサーシャを背後から丸め込んで3カウント。王者組が防衛を決めた。
敗戦に終わったサーシャとビアンカは試合後も舌戦を展開。サーシャがビンタを放った。王者サーシャとRR戦覇者ビアンカがスマックダウン女子王座戦で対戦するPPV大会『レッスルマニア37』は日本時間4月11日・12日にWWEネットワークで配信される。
火葬されたはずの“ザ・フィーンド"ブレイ・ワイアットが復活し、ランディ・オートンをシスター・アビゲイルで沈めた。
この日、オートンとアレクサ・ブリスが対戦。試合前から黒い血を吐いて苦しむオートンに、アレクサはいきなり炎を放つ異次元の戦いで翻ろうした。さらにアレクサが天井を見上げると、超能力のように照明器具が突如として落下した。
間一髪避けたオートンだったが、アレクサが「カモーン! ランディ」と挑発しながら火の玉を放った。するとリングマットから不気味な手が現れてオートンの足をつかんだ。マットを突き破って現れたのは、オートンによって火葬されたはずのザ・フィーンドだった。動揺するオートンにザ・フィーンドがシスター・アビゲイルを叩き込むと、倒れ込んだオートンにアレクサが馬乗りになって3カウント。死の淵から蘇ったザ・フィーンドがオートンを襲撃し、両者の遺恨が再燃することになった。
ユニバーサル王者ローマン・レインズが特別エンフォーサーのエッジに襲撃されながらもダニエル・ブライアンを下し、辛くも王座防衛。『レッスルマニア37』でのエッジ迎撃を決めた。
エッジが特別エンフォーサーとして見守る中、レインズとブライアンによるユニバーサル王座戦が行われた。レッスルマニアを前に番狂わせを狙うブライアンはアームバーやアームブリーカーの腕攻めから、イエスキックを繰り出して攻め込んだ。レインズもスープレックスやボストンクラブを決めて反撃したが、中盤にブライアンが放ったランニングニーがレフェリーに誤爆してしまった。
すると特別エンフォーサーのエッジがレフェリー代理を務めることに。ブライアンがトライアングルからのイエスロックでレインズを追いつめたが、ジェイ・ウーソが乱入。エッジとブライアンにスーパーキックを放ってレインズを救出した。
怒りのブライアンがジェイとレインズにパイプ椅子攻撃を見舞ったが、エッジに誤爆してしまう。構わずイエスロックで絞め上げ、失神寸前に追い込まれたレインズはたまらずタップアウトしたが、レフェリー代理のエッジは試合終了を要請せず。パイプ椅子でレインズとブライアンを襲撃すると、リングを後にした。
ここで新たなレフェリーが登場。レインズがブライアンに覆いかぶさって3カウントが入った。タップアウトしながらもエッジの襲撃が幸いし、レインズがユニバーサル王座防衛に成功。『レッスルマニア37』で「レインズvsエッジ」のユニバーサル王座戦が正式決定した。PPV大会『レッスルマニア37』は日本時間4月11日・12日にWWEネットワークで配信される。
