3/23【WWE】WWE王者ラシュリーとマッキンタイアがWMへ一触即発 フィーンドが2日連続のオートン襲撃で遺恨対決決定
フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカーナ・フィールド「WWEサンダードーム」で行われたロウが日本時間23日、ライブ配信された。
王者ボビー・ラシュリーと元王者ドリュー・マッキンタイアがリングで対峙し、『レッスルマニア37(WM)』でのWWE王座戦へ向けて一触即発となった。
WWE王者ラシュリー(with MVP)はこの日、オープニングマッチでシェイマスと対戦。ハートビジネスのシェルトン・ベンジャミン&セドリック・アレキサンダーが介入すると、最後はスパインバスターからのハートロックで絞め上げて勝利を決めた。
試合後、ベンジャミン&アレキサンダーがシェイマスに暴行を加えると、救出に現れたマッキンタイアが2人を蹴散らしてラシュリーと対峙した。マッキンタイアが「殴ってみろ、この野郎!」と挑発すると、両者は一触即発となったが、MVPに制止されたラシュリーがリングを後にし、事なきを得た。
その後、マッキンタイアはベンジャミン&アレキサンダーと1対2ハンディキャップ戦で対決し、クレイモア連打で勝利。敗れたベンジャミンとアレキサンダーはWMのリングサイドへの侵入禁止となった。
グラミー賞を受賞している世界的アーティストのバット・バニーがザ・ミズの対戦要求にギターショットで返答。両者の対戦が『レッスルマニア37(WM)』で実現することになった。
この日、リングに登場したミズ(withジョン・モリソン)は「何様のつもりだ。俺は2度グランドスラムを達成した偉大なスーパースターだぞ」と抗争を展開中のバニーに怒りをあらわ。「WMのポスターにバニーがいるのに俺たちがいない。俺はWMでお前に挑戦してお前のキャリアを終わらせてやる」と祭典での対戦を要求した。
そこでミズは「WMのプレビューだ」と宣言し、ジェフ・ハーディと対戦。スカル・クラッシング・フィナーレを決めて勝利した。が、試合後、バニーがミズの背後から現れ、ギターショットで襲撃。「挑戦を受けてやる」と通告し、WMでの両者の対決が決まった。
復活を遂げた“ザ・フィーンド"が『ファストレーン』に続き、ロウでもランディ・オートンを襲撃。『レッスルマニア37(WM)』での両者の遺恨対決が決まった。
オートンは前日のPPV大会でザ・フィーンドの襲撃を受けたばかり。この日のエンディングに謎の黒い袋を持ってリングに登場すると、「フィーンドを火葬したのが昨日のことのようだ。焼けた肉体の臭いを感じる。今日こそはアレクサとフィーンドを終わらせてやる」と息巻いた。
そこへ現れたのがアレクサ・ブリス。「自身の望みに気をつけろって言ったでしょ」と持っていたオルゴールを鳴らすと、中から不気味な人形が飛び出し、と同時に会場が暗転。火柱とともにフィーンドがリングに降臨した。オートンは黒い袋から取り出したガソリンをフィーンドにかけてマッチを手に。フィーンドが襲いかかろうとしてもRKOをさく裂させた。
さらにオートンはアレクサと対峙したが、そのスキに起き上がったフィーンドがマンディブル・クローで襲撃し、シスター・アビゲイルでKOした。アレクサが会場のWMロゴを指差して2人の対戦をアピール。2日連続でオートンを襲撃したフィーンドは、大の字となったオートンを見下ろしながら雄叫びを上げた。
「ラシュリーvsマッキンタイア」のWWE王座戦、「ミズvsバニー」、「フィーンドvsオートン」が行われるPPV大会『レッスルマニア37』は日本時間4月11日&12日にWWEネットワークで配信される。