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3/26【DDT】岡田がDDTに入団 3・28後楽園で所属初戦、当面の目標は打倒・上野&UNIVERSAL王座獲り

 高木三四郎社長が26日、DDT公式YouTubeチャンネルで会見し、岡田佑介の入団を本人同席のもと発表した。同日付で所属となった岡田は3・28後楽園大会からDDTの一員として戦っていくことになり、「今、僕の目先の目標としてはもう一度、上野勇希の前に立ってUNIVERSALのベルトを獲りたい」と当面の目標を掲げた。

 元全日本の岡田は今年の1・9後楽園大会からDDTにフリー参戦。3・14後楽園大会で上野勇希に挑戦したUNIVERSAL王座戦での熱戦は記憶に新しいところ。そして、参戦から1ヵ月半にしてDDTへの入団が電撃的に決まった。

 これは高木社長からの打診によって実現したもの。「凄くいい選手だなと私の方でも思っておりまして、フリー参戦ということではあったんですけど、いつかどこかのタイミングで正式に所属になってもらえないかなということをずっと考えていた」という。決め手となったのは先述のUNIVERSAL王座戦。「やはりベルトにかける気持ちと、もともと技術的にもしっかりしていて、かなりいいものを持ってましたので、あれを見て、やっぱり岡田佑介選手はDDTにとっても必要な選手」と確信。本人に打診したところ合意に達し、この日の入団発表となった。

 同席した岡田は会見の冒頭で入団合意書にサイン。本日3月26日付でDDT所属となった。「所属の話はタイトルマッチ後に高木社長からいただきまして、ホントにそういうのが頭に一切なかったので、とにかくフリーとしてDDTプロレスのリング上で自分を目立たせていけたら」と考えていた岡田にとっても入団は予期せぬことだった。これからDDTの看板を背負って戦っていくことになるが、「気持ち的に所属だからとか、所属じゃないからじゃなく、1月9日から持ってた気持ちのまま、やることも気持ちもそんなに変わることはないと思うので、精いっぱい自分のプロレスを出したい」と参戦当初と変わらぬスタンスを強調した。

 当面の目標はUNIVERSAL王座獲りだ。王者・上野に惜敗し、「今UNIVERSALのベルトが一番獲りたいベルト」との思いを強くした。そして「上野選手に負けましたけど、上野選手に対するこだわりというのも凄く強くなった」と打倒・上野というテーマもより明確となった。「今、僕の目先の目標としてはもう一度、上野勇希の前に立ってUNIVERSALのベルトを獲りたい」と誓った岡田はそのためにも「これから所属になるので、そう簡単にいかないと思うんで、一つ一つ積み重ねて、それこそDDTのファンに認めてもらえるような戦いをこれからしていきます」と実績を重ねて再挑戦にたどり着くつもりだ。

 「もともと自分の知らないプロレスを、幅を広げたいということだったんで。僕の知らないプロレスの世界っていうのがDDTにこそある団体だと思ってたんで、そういうのをやっていきたいというか、それをやっていけるようにこれから精進していきたい」。そう誓ったように、岡田は入団を機に、今まで以上にDDTの世界に身を投じていく。DDTに導いた形となった高木社長は「所属になったからと言って今までのDDTのほぼほぼ全方位にむき出していた牙を引っ込めるんじゃなくて、そこはギラギラしたものを放ち続けてほしい」と希望しつつ、「どの選手と岡田選手が戦っても凄く刺激的な戦いが生まれていってるなと思ったんですね。だから、そういう意味でも同世代、今、岡田選手が上野勇希の名前をもう一度出してましたけど、同世代だけじゃなく、上にも噛みついてもらいたいし、逆に言えば下に対して引っ張り上げるようなスタンスになってもらいたい」と幅広い活躍を岡田に期待した。

 岡田の入団初戦となるのは2日後の3・28後楽園大会。第1試合で飯野雄貴と組んでクリス・ブルックス&小嶋斗偉と対戦する。

【会見の模様】
▼高木社長「もともと1月3日の後楽園大会に来場してもらって参戦のアピールを受けたわけなんですけど、1月9日からDDTの大会に出ていただきまして、凄くいい選手だなと私の方でも思っておりまして、フリー参戦ということではあったんですけど、いつかどこかのタイミングで正式に所属になってもらえないかなということをずっと考えていたんですけど、決め手となったのは3月14日の後楽園ホール大会ですね。上野勇希とのUNIVERSAL選手権でした。岡田選手、試合には負けてしまったんですけど、やはりベルトにかける気持ちと、もともと技術的にもしっかりしていて、かなりいいものを持ってましたので、あれを見て、やっぱり岡田佑介選手はDDTにとっても必要な選手だなと改めて思いました。やっぱり私もなかなかせっかちなもんでして、このタイミングを逃すと、そのままフリー参戦のまま、また違うところに行ってしまうかもしれないなと思ったので、その後、話をさせていただきまして、条件面などもろもろ合意していただいたので、今日の入団発表の運びとなりました」

▼岡田「岡田佑介です。本日を持ちましてDDTプロレスに所属選手として契約させていただくことを皆様にご報告します。これから岡田佑介というレスラーをどうぞよろしくお願いします」

――フリー参戦を経て入団となったが、これからDDTでやりたいことは?

▼岡田「そうですね。ホントに今回、所属の話はタイトルマッチ後に高木社長からいただきまして、ホントにそういうのが頭に一切なかったので、とにかくフリーとしてDDTプロレスのリング上で自分を目立たせていけたらなと思ってたんですけど、今回、所属にしていただける話ですけど、気持ち的に所属だからとか、所属じゃないからじゃなく、1月9日から持ってた気持ちのまま、やることも気持ちもそんなに変わることはないと思うので、精いっぱい自分のプロレスを出して。もともと自分の知らないプロレスを、幅を広げたいということだったんで。僕の知らないプロレスの世界っていうのがDDTにこそある団体だと思ってたんで、そういうのをやっていきたいというか、それをやっていけるようにこれから精進していきたいですね」

――DDTでの目標は?

▼岡田「今、DDTの最高峰のベルトってKO-Dの無差別級やと思うんですけど、こういうことを言うのはどうなのかわかんないんですけど、僕は今UNIVERSALのベルトが一番獲りたいベルトというか。特に先日、上野選手に負けましたけど、上野選手に対するこだわりというのも凄く強くなったというか。そのうえで今、僕の目先の目標としてはもう一度、上野勇希の前に立ってUNIVERSALのベルトを獲りたいと思うんですけど、これから所属になるので、そう簡単にいかないと思うんで、一つ一つ積み重ねて、それこそDDTのファンに認めてもらえるような戦いをこれからしていきます」

――秋山選手に続いて全日本の血が流入されるが?

▼高木社長「全部、何事もそうだと思うんですけど、本当に秋山選手の入団もそうなんですけど、タイミングというところもあったと思うんですね。常日頃から言ってますように、DDTとしては今は守りの時だと思っているので、内部の戦いを充実させていきたいなと思ってまして。さっき岡田選手が言った通りなんですけど、所属になったからと言って今までのDDTのほぼほぼ全方位にむき出していた牙を引っ込めるんじゃなくて、そこはギラギラしたものを放ち続けてほしいなと思ってますし、所属になってもらったというのは凄く今、どの選手と岡田選手が戦っても凄く刺激的な戦いが生まれていってるなと思ったんですね。だから、そういう意味でも同世代、今、岡田選手が上野勇希の名前をもう一度出してましたけど、同世代だけじゃなく、上にも噛みついてもらいたいし、逆に言えば下に対して引っ張り上げるようなスタンスになってもらいたいですし。そういう意味では凄く期待はしてます。たまたま、ホントたまたまですね、重なったというだけの話ですので。このタイミングというのは一つの縁だなと思って、岡田選手には末永くDDTで活躍してもらいたいなと思ってます」

――DDTファンにメッセージを

▼岡田「このたびDDTの一員としてDDTのリング上をよりパワフルな戦いを見せていけたらと思ってますので、今後とも岡田佑介をよろしくお願いします」

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