プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

3/28【全日本】新生ジェイクが諏訪魔と“初遭遇" 「三冠王者もういいんだ」

『2021 DREAM POWER SERIES〜NEXTREAMスペシャル〜』埼玉・イコス上尾(2021年3月28日)
○ジェイク・リー&TAJIRI&大森北斗vs諏訪魔&佐藤光留&田村男児×

 新生ジェイクが諏訪魔と“初遭遇"を果たし、「三冠王者もういいんだ」と改めて頂点から引きずり下ろす構えをみせた。

 この3月からTOTAL ECLIPSEを結成し、生まれ変わったジェイク。3・21京都大会の宮原に続き、この日は三冠王者・諏訪魔との“初遭遇"が実現した。

 いきなり両者が先発で対峙。ジェイクは両手を大きく広げて威嚇し、諏訪魔が飛び込もうとしても入らせず。組み合わないまま北斗にタッチを渡してスカした。

 その後、中盤にようやく二人が直接対決を迎えた。ジェイクが光留を相手陣営に投げつけてリングインを迫ると諏訪魔も呼応。フライングショルダーで先手を取った諏訪魔が串刺しラリアット、フロントスープレックスの猛攻に出れば、ジェイクはレッグラリアットで逆襲。諏訪魔のバックドロップ、ジェイクのD4Cはいずれも不発に終わったものの、エルボー合戦で真っ向から火花。諏訪魔がダブルチョップで制すれば、ジェイクもニーリフトをぶち込んで譲らず。ならばと諏訪魔は蹴り足をキャッチしてショートレンジラリアットを叩き込んだ。

 最後はジェイクが後頭部へのジャイアントキリングからD4Cを爆発させて田村を粉砕。諏訪魔の眼前で勝利を収め、試合後はしばしにらみ合った。両者が1対1で雌雄を決するのはチャンピオン・カーニバルの舞台。開幕2戦目となる4・10名古屋大会で公式戦が組まれている。

 すでにジェイクは諏訪魔が三冠王者であり続ける現状を変えるべく、カーニバル全勝初Vと5・16大田区大会での三冠ベルト獲りを予告している。この日も「三冠チャンピオン、もういい。もういいんだよ」と退陣を迫るように言い放っていた。

【試合後のジェイク&TAJIRI&北斗、児玉】
▼ジェイク「三冠チャンピオン、もういい。もういいんだよ。とりあえず俺からは以上だ。何か言いたいことあるの?」

▼北斗「前回の京都で明らかにおかしいところが一つあったっすよね。何で佐藤光留が世界ジュニアに挑戦できるんですか? もとはといえば、あいつが流出させたベルトで、他の人に取り返してもらって、また流出して。ここ数年、あのベルト全然獲れてないあいつがあの一言で挑戦できちゃうんですから会社も会社だし、やっぱりあいつは老害だ。この全日本ジュニアに絶対いちゃいけない邪魔者だ。だから、そういうのをコメントで言っても仕方ないから、俺が力ずくで追い出してやる」

▼TAJIRI「若者頼もしいね。オッチャン、ホント楽しいわ。凄いよ、北斗君は。今日、俺たちの頭脳プレーというか、合体コンビネーション殺法というか、これを今後磨いていったら、えっれぇことになるぞ。とんでもねぇことになるぞ。大変なことが起こるぞ」

▼児玉「ちゃんとした日本語しゃべって」

▼TAJIRI「俺まともにしゃべってんだろ! 何だ、お前そんな赤いアニーみたいな頭しやがって!」

▼児玉「ちゃんとした日本語しゃべって」

▼ジェイク「まぁまぁまぁ。とりあえず次はチャンピオン・カーニバルが始まる。俺たちTOTAL ECLIPSEが全日本を引っ張っていく」

プロ格 情報局