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3/29【新日本】直接対決で猛チャージも…辻が内藤戦実現へ執念 「明日こそ振り向かせてみせる」

『Road to SAKURA GENESIS 2021』東京・後楽園ホール(2021年3月29日)
○SANADA&内藤哲也&鷹木信悟&BUSHIvsマスター・ワト&辻陽太&ゲイブリエル・キッド&上村優也×

 辻が内藤との一騎打ちを実現させるべく「明日こそ、あなたを振り向かせてみせる」と誓った。

 内藤戦を熱望する辻はツイッターでファンの支持を募ったものの、「5・5万いいね」の目標は達成できず。それでもあきらめない辻は3・21仙台大会の試合後、「いつか俺が、IWGP世界ヘビー級王者になった時、挑戦者として内藤さん、あんたを指名する」と未来の夢も描いた。

 そして短期シリーズながら内藤との直接対決が連日実現。意気込む辻は内藤の入場時、リング上からにらみつけて強く意識。内藤がリングインすると、「こい内藤!」と挑発した。応じない内藤にドロップキックで奇襲すると、エルボーも打ち込んだが、内藤はスイングネックブローカードロップで鎮圧。若手扱いするように急角度の逆エビ固めでギブアップ寸前に追い込んだ。

 最後はSANADAが上村をオコーナーブリッジで料理。内藤は試合後も場外での逆エビ固めで辻を拷問した。仙台での辻の発言も内藤には響かなかったようで「彼がIWGP世界ヘビー級王者になるなんて未来は全く見えない」とバッサリ。「そんな未来の話なんかどうでもいいよ。そんなことよりも明日、リング上でキッチリ俺を楽しませてくれよ。まず、そこからだろ」と明日3・30後楽園大会での再激突へ向けて注文を付けた。

 対する辻はツイッタープロジェクトが失敗に終わったこともあって、「会社にシングルマッチの提案書を出そうと思って作った」という。が、この日、内藤に爪痕を残すことはできず。「こんなんじゃ提出できない。まだあと一日ある。明日こそ、あなたを振り向かせてみせる」と内藤発言に呼応するように誓っていた。

【内藤の話】「3月21日、仙台大会の辻のコメントを読んだよ。彼はいつかIWGP世界ヘビー級王座を獲ったら、俺を指名してくれるんだってさ。ということは、俺はこの先ずーっと負け続けたとしても…そう、辻みたいに負け続けたとしても、いつかはIWGP世界ヘビー級王座に挑戦できるっていうことか。いやあ、こんなありがたい話はないね。ありがたいよ。まあ、でも彼がIWGP世界ヘビー級王者になるなんて未来はまったく見えないけどね。そんなまったく見えない先の話なんかどうでもいいよ。それよりも大事にするべきは今だろ? 明日もここ後楽園ホールで俺と対戦できるんだ。そんな未来の話なんかどうでもいいよ。そんなことよりも明日、リング上できっちり俺を楽しませてくれよ。まず、そこからだろ? カブロン!」

【鷹木の話】「ああ、いいね! 熱いじゃないの。暑苦しいぞ、あいつらよ。まあ、そこまで熱くなりたかったら、なんだったら鷹木道場で面倒見てやってもいいぜ。まあ、そんなことより、今度の(4・4)両国、UNITED EMPIREのX、気になるとこだな。オーカーンはなんだか兵器だとか言ってるじゃねぇか。オイ、両国のXと言えばな、俺もXで登場してんだ。(※ことさらに大きな声を張り上げて)それ相当のッ! ビッグサプライズ期待してるぞ」

※SANADA&BUSHIはノーコメント


【ワトの話】「俺はさ、BUSHI、お前に負けたこと忘れてねえからな。必ずよ、返させてもらうよ」

【辻の話】「今まではリングの下から内藤さんを眺めているだけだった。そこでどうにかして自分のことをアピールしようと思ってやってきた。そして、このシリーズ、ついに彼らの対角線に立つことができた。ただ、昨日、今日と彼らを振り向かせるような行動はできていない。実は(Twitterで)“いいね"を5.5万集められなかったから、俺は会社にシングルマッチの提案書を出そうと思って作ったんだ。でも、こんなんじゃ提出できない。まだ、あと一日ある。明日こそ、あなたを振り向かせてみせる!」

【上村の話】「クソッ! ああ、ムチャクチャ悔しいッス! 同じ技でこんなにも違うのかと。これがたぶん今の俺とトップの選手の差です。とにかく悔しい。今シリーズのカード、内藤さん、SANADAさん…内藤哲也、真田聖也、この人らと戦えるっていうのは、たぶん10年前の僕だったら、かなりうれしかったでしょうね。でも、戦ったからって何もうれしくないッスよ。もう同じレスラーなんでね。次は勝ちます。必ずあなたたちの前に近い将来立ちます。BUSHIとヒロムもそうだ! ありがとうございました」

【キッドの話】「やっとやっと俺が熱望してたタカギさんと試合ができた。俺たちが初めて会ったときのことを憶えているだろうか? あなたは俺が初めてニュージャパンに来たときのことだと勘違いしているかもしれないが、実は俺たちが初めて顔を合わせたのはもう10年も前のことだ。DRAGONGATEの興行で俺の地元・ノッティンガムに来たあなたと会場で握手をしてもらった。あのときは少年だった俺もいまでは大人になった。もっともっとあなたと戦いたい。明日もまたあなたと当たる。コーラクエンのファンに良い試合を見せよう」

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