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3/30【DDT】タッグ王座戦の扱いに不満爆発も 樋口&坂口がスマイルピッサリ返り討ち&タッグリーグ全勝Vを予告

 4・11後楽園大会でKO-Dタッグ選手権試合を争う王者・樋口和貞&坂口征夫、挑戦者・HARASHIMA&岡林裕二が30日、東京・千代田区の神田明神内で行われた調印式に出席。樋口&樋口は同王座戦の扱いとタッグリーグ戦出場に不満を爆発させながらも、スマイルピッサリ返り討ちとタッグリーグ全勝優勝を予告した。

 この日、タッグ王座戦へ向けた調印式が行われたが、樋口には気になったことがあった。会見場の壁に貼られた4・11後楽園の大会ポスターだ。それは同大会でKO-D無差別級王座戦を争う秋山とディーノの写真が大きく印刷されたもので、これを見た樋口は「何ですか、これ? 自分らのKO-Dタッグ戦は?」と不満をぶちまけた。今林久弥GMが「この大会のメインに特化したポスターをつくらせていただきました」と説明すると、樋口は「タッグがメインに決まってるでしょ。しっかりしてください」と言い放った。

 気を取り直して調印書にサインした樋口は「HARASHIMAさん、岡林さんの強さはよくわかってるつもり。KO-Dシングルに負けないような、KO-Dのタッグ戦を見せたいと思います。そのうえで自分らが防衛して、また上に進んでいきます」と「秋山vsディーノ」への対抗意識をむき出しにスマイルピッサリ返り討ちを宣言。「HARASHIMAさんはパートナー変えすぎ。自分がその前にタッグチャンピオンのときも、外から強いの連れてきて挑戦してきて」とHARASHIMA批判を展開すると、「自分らでしっかり止めて、DDTの中のチームで一番強いチームを(タッグリーグで)決めたい」と決意表明した。

 パートナーの坂口は16年ぶりのタッグリーグ戦となる『Ultimate Tag League 2021』(5・9後楽園で開幕)について言及し、「会社が発表したタッグリーグ、俺らチャンピオンだよ。何で俺らエントリーされてんの?」と疑問符を付けた。今林GMが「最近は『KING OF DDT』や『D王GP』もチャンピオンに出てもらってることですし、その時点での最強を決めるリーグ戦ですので、チャンピオンチームにも出ていただきたいということで」と説明しても、「最強だからベルト持ってる。最強のヤツがウチらに挑戦して来いよ。それが筋だろ。おかしいだろ。樋口が言ったポスターといい」と坂口の不満は解消されず。「今回の挑戦者も何で外の人間が出てきてんの? DDTの中で誰かいないの?」とスマイルピッサリのタッグ王座挑戦にも不満を漏らしたが、「組まれた以上はやるけど。この2人とは組んだこともあるから、強さは十分わかってる。だから俺らも死にもの狂いでこのベルトを守って、タッグリーグ全勝して、強さを見せつけてやりたい」と返り討ちの先にタッグリーグ完全制覇を見据えた。

 HARASHIMA&岡林は昨年大みそかの年越しプロレスにおける「シャッフルタッグトーナメント」に優勝。2・14川崎大会では樋口&納谷幸雄に勝利し、タッグ王座挑戦を決めた。HARASHIMAは「坂口、樋口という強いタッグチャンピオンチームに挑戦できることをうれしく思ってます」と話し、「みんなに元気を与えられるチームだと思うので、勝ってプロレス界を明るく照らしていきたいと思います」と意気込むばかり。パートナーの岡林も「年越しプロレスで優勝しまして、その流れでDDTさんに参戦させていただいて、タッグの挑戦という機会を与えてくださってありがとうございます。やるからには全力で闘って、ベルトをHARASHIMA選手と巻いて笑顔でリングを降りたいと思います」と王座奪取を描いていた。

☆4/11(日)東京・後楽園ホール『April Fool 2021』10:30開場、11:30開始

▼KO-Dタッグ選手権試合
[挑戦者]
岡林裕二
HARASHIMA
vs
坂口征夫
樋口和貞
[第68代王者]
※樋口&坂口3度目の防衛戦

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