プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

3/31【大日本】菊田が中之上眼前で加藤料理 ストロング戦へ「東北背負って戦う」

『一騎当千DeathMatch Survivor〜公式戦』東京・後楽園ホール(2021年3月31日)
○菊田一美&関本大介&橋本大地vs中之上靖文&浜亮太&加藤拓歩×

 菊田が中之上の眼前で加藤に一本勝ち。4・4仙台大会でのストロング王座戦に向けて、青森出身の菊田は「東北背負って戦う」と宣言した。

 菊田は3・8後楽園大会でストロング王者・中之上から直接勝利を挙げ、4・4仙台大会でのタイトル挑戦を決めた。その前哨戦として、中之上は浜&加藤と、菊田は関本&大地とそれぞれ組んで対戦した。

 序盤から加藤を攻め立てて菊田組が試合を掌握。菊田はスキを突いて控えの中之上を襲撃して挑発すると、見せつけるように、サッカーボールキックをぶち込んだ。菊田は浜が相手になっても掌底やトラースキック、串刺し低空ドロップキックなどで躍動。「投げるぞ!」と予告するが、巨漢の浜が逆にブレーンバスターでぶん投げて中之上にスイッチし、ようやく2人が対峙する。

 ここぞとばかりにDDTなどで畳みかけた中之上は、菊田が胸板に掌底を連打してきても、エルボーで応戦。トラースキックの直撃を受けても倒れず、豪快なラリアットで押し切った。

 しかし、菊田も意地を発揮。中之上組の連続攻撃を食らい、加藤のブロックバスターで追い込まれるが、カナディアンバックブリーカーは背後に不時着。正拳突き、トラースキック、サッカーボールキックと打撃で畳みかけると、アナコンダバイスに捕獲。抵抗する加藤を押し潰してから再度絞め上げて、中之上の眼前でギブアップをもぎ取った。

 試合後、中之上と視殺戦を繰り広げた菊田。バックステージでは「もう仙台まで待ったなしだ。東北でタイトルマッチをやる意味と、俺がそこでベルトを獲る意味、お前はよく考えておけよ、コノヤロー」と東北への思い入れをあらわにし、「俺は東北背負って戦うからな。器じゃねえって言われるかもしんねえけど、東北の底力、俺が見せてやるよ。舐めたら知らねえからな」とベルト奪取を誓った。

【菊田の話】「よっしゃ。もう仙台まで待ったなしだ。東北でタイトルマッチをやる意味と、俺がそこでベルトを獲る意味、お前はよく考えておけよ、コノヤロー。お前にはわかんねえだろ。俺は東北背負って戦うからな。器じゃねえって言われるかもしんねえけど、東北の底力、俺が見せてやるよ。舐めたら知らねえからな」

【中之上の話】「まあ、少し菊田のエンジンがかかってきた感じがしますね。ただ、エンジンかけるの遅えよ。あと4日後だ。俺はチャンピオンになる前からずっと毎日練習して、絶対ベルト獲るって決めて、ベルトを獲ってからもずっと防衛するつもりで、コンディションを上げてきてるから。絶対負けない。4日も圧倒して勝ちます」

プロ格 情報局