4/8【WWE】イオがサレイ眼前で奮戦もNXT女子王座陥落 KUSHIDAは実力者・ダンに惜敗
『NXTテイクオーバー:スタンド&デリバー(Day 1)』が日本時間8日に配信された。
KUSHIDAがオープニングマッチで強豪ピート・ダンと対戦したものの激闘の末に敗れた。
先週、北米王座挑戦者決定ガントレット戦への出場者を決める11人バトルロイヤルでKUSHIDAとダンの間に遺恨が発生。『NXTテイクオーバー:スタンド&デリバー』のオープニングマッチで両者の一騎打ちが組まれた。アームバーやチョップ連打で攻め込んだKUSHIDAに対し、ダンは飛びつきトライアングルで反撃し、指を引き裂く荒技で応戦。アームバーの応酬からダンが延髄斬りを放てば、KUSHIDAもマサヒロ・タナカで対抗して互角の攻防を展開した。
その後、KUSHIDAがドロップキック、ハンドスプリングニールキック、雪崩式ホバーボードロックと怒とうの連続攻撃を決めたが、獲り逃してしまう。終盤には再びマサヒロ・タナカを放ったものの、最後はダンのビター・エンドを食らって3カウントを聞き、無念の敗戦となった。
紫雷イオが自ら挑戦者に指名したラケル・ゴンザレス(withダコタ・カイ)に敗れ、まさかのNXT女子王座陥落となった。
WWEと正式契約し、NXT参戦が決まっているサレイがリングサイドで見守る中、イオがメインのNXT女子王座戦に登場。ラケルのビックブーツを食らいながらもチョップ連打やクロスボディで攻め込んだ。セコンドのダコタが介入しても退場処分となり、イオに追い風。すかさず得意のスプリングボードムーンサルトを放った。
ラケルがポストやロープに激突させてからエルボードロップを3連発しても、イオはフランケンシュタイナーで押し返し、ダブルストンプ、619、スプリングボードドロップキックと怒とうの連続攻撃を放った。さらにクロスフェイスで絞め上げ、ステージにある骸骨のセット上から躊躇なくダイブ攻撃も放った。
攻撃の手を緩めないイオは必殺のムーンサルトを叩き込んだが、3カウントは奪えない。ビックブーツで逆襲に転じたラケルはチョークスラムでイオを叩きつけると「寝てろ」と通告。最後は強烈なクローズラインから再びチョークスラムを決めてイオから3カウントを奪った。
イオは崇拝するレイ・ミステリオを彷彿とさせる猛攻をみせたものの、打たれ強さを発揮したラケルに敗北。300日以上保持したNXT女子王座から無念の陥落となった。
