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4/9【WWE】ベイラーがクロスに敗れてNXT王座陥落、オライリーが元盟友・コールとの遺恨戦制す

 『NXTテイクオーバー:スタンド&デリバー(DAY2)』が日本時間9日に配信された。

 NXT王者フィン・ベイラーが前王者カリオン・クロス(with スカーレット)に敗れ、王座陥落となった。

 先月12日のNXTでベイラーはアダム・コールを退け、NXT王座防衛に成功。試合後、前王者のクロスと視殺戦を展開し、この日の王座戦を迎えた。

 序盤、ベイラーは体格差をものともせず飛びつきアーム・バーを決め、ビックブーツやスピンキックで攻め込んだ。クロスもクローズラインやパワーボムで反撃してパワーの差を見せつけ、ドゥームズデイ・サイトーを決めたが、ベイラーはペレキックで応戦して譲らず。必殺のクー・デ・グラを叩き込んだ。

 だが、クロスがクロスジャケットでベイラーを捕まえて流れを引き寄せた。エルボー連打を浴びせ、再びドゥームズデイ・サイトーを敢行すると、ベイラーの後頭部に豪快なエルボー2発を叩き込んで3カウント。激闘の末に敗れたベイラーは王座陥落となり、クロスが王座返り咲きを果たした。

 カイル・オライリーが仲間割れしたアダム・コールとのアンサンクションド戦を制した。

 先月12日、NXT王者ベイラーに挑戦したコールだが、オライリーの介入もあって敗戦。試合後も元盟友の二人は乱闘を繰り広げ、この日の遺恨対決を迎えた。

 鋭い視線で睨み合った2人は序盤から激しく殴り合い、オライリーがクロスボディからアームバーで捕らえれば、コールはオライリーをバリケードに叩きつける。オライリーが解説席上でブレーンバスターを敢行してお返しすると、コールもTVモニターでオライリーの顔面を殴打。過激さを増す展開の中、注意するレフェリーをコールが「黙れ」と殴ってKOしてしまった。

 その後、コールはパナマサンライズを決めたが、レフェリー不在で3カウントは入らず。場外戦でオライリーがギロチンで捕らえると、コールは床に叩きつけてステージを破壊。トドメのラストショットを狙ったものの、読んだオライリーはアンクルロックで切り返した。そして掟破りの逆ラストショットを決め、ローブローを叩き込むと、ヒザにチェーンを巻きつけてのダイビングニードロップをコーナートップから放って3カウント。死闘となった遺恨戦を制したオライリーは担架で運ばれるコールを見下ろしながらリングを後にした。

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