4/24【NOAH】名古屋Jrタッグ戦へ仁義なき秒殺・乱入・反則・大乱闘…論外「どんな手使っても」
『NEO BREEZE 2021』神奈川・横浜ラジアントホール(2021年4月24日)
○HAYATA&進祐哉vs鈴木鼓太郎&日高郁人×
4・29名古屋大会のGHCジュニアタッグ王座戦「(王者)小川&HAYATAvs論外&日高(挑戦者)」に向けた最後の前哨戦は、秒殺・乱入・反則・大乱闘が折り混ざった大荒れの展開に。仁義なき様相を深めるなか、戦禍を創り出した論外は「どんな手を使っても」とGHCタイトル初戴冠を見据えた。
論外らの無頼派軍と小川らSTINGERによるノアジュニア戦争。前哨戦を通じて論外は試合放棄や故意の反則決着に出て消化不良決着が続いてきた。
最後の前哨戦となったこの日は、まず小川と論外がシングルで対決。怒りの小川が奇襲したが、論外はレフェリーを巻き込んで急所を蹴り上げるや、必殺の超高校級ラ・マヒストラルで丸め込み、わずか31秒で3カウントを奪い去った。
屈辱の小川は中山レフェリーを暴行して当たり散らし、バックステージではコメント中の論外をボコボコにして大荒れ。そのまま今度はHAYATAと日高が対峙するタッグマッチでの前哨戦になだれ込み、論外と小川も今度はセコンドとして加わって目まぐるしいシーソーゲームを繰り広げた。
終盤には論外がHAYATAの足にしがみついてリングインを阻止し、リングアウト決着を狙ったものの、小川が急行して阻止。ならばと論外は公然と試合に乱入して窮地の日高を救い、すかさず反則のゴングが打ち鳴らされたものの、続けざまに小川がベルトの金属部分で論外を殴打してKOだ。試合中にも激しくやりあっていた鼓太郎と進も乱闘を繰り広げてシングルマッチで“合意"し、名古屋を前に混沌とした全面戦争の度をさらに深くした。
バックステージでもやはり大乱闘に発展。再び小川にボコボコにされた論外だったが、不敵な笑みを浮かべながら立ち上がると「名古屋、どんな手段を使ってでもな、俺が初めてGHCのベルト、腰に巻いてやるよ」と予告し、仁義なきジュニア抗争・名古屋決戦に向けてアブない香りが一層深まった。
【試合後の論外&日高&鼓太郎】
※論外らがコメントしようとすると、小川らSTINGERが現れて大乱闘に発展、小川が再び論外をボコボコにし、鼓太郎と進も激しくやりあってSTINGERが去る
▼論外「(※立ち上がりながら)はぁはぁ…名古屋、どんな手段を使ってでもな、俺が初めてGHCのベルト、腰に巻いてやるよ」
▼日高「あんなベルトを振り回すようなチャンピオンじゃなくて、俺たちがノアジュニアを制圧してやるよ」
▼論外「(※鼓太郎に)あんたも変なガキにやられて熱くなってんじゃないの?」
▼鼓太郎「やられてねえよ。進、俺とやりてえならやってやるよ。進、泣かしてやるよ」
▼論外「ホントの戦争だよ! (※入場待ちする小峠と原田に)おい、お前らもかかってきてもいいんだぞ! そこのカッコいいチャンピオン、あぁ!? 四面楚歌だ、四面楚歌!」