5/2【NOAH】6・6GHC挑戦 丸藤が“耳つかみ式"新型虎王で快勝
『THE OVATION 2021 Day1』TVマッチ(2021年5月2日生配信)
○丸藤正道&望月成晃&宮本裕向vs中嶋勝彦&マサ北宮&仁王×
GHC王座挑戦が決まった丸藤が“耳つかみ式"の新型虎王で快勝。「どれぐらい勝てる可能性があるかと言われたら、それはわからない。でも、勝つには今しかない」と打倒・武藤とGHC獲りを誓った。
6・6さいたまSA大会『CyberFight Festival 2021』でGHC王者・武藤敬司への挑戦が決まった丸藤。大一番へ向けた初戦となったこの日、望月&宮本とM's allianceトリオを結成し、中嶋&北宮&仁王の金剛トリオと激突した。
丸藤は序盤から中嶋相手にスリリングな読み合いを展開。前挑戦者の北宮にスピアーで望月もろとも吹き飛ばされ、終盤には仁王のトランスレイブを食らうなど守勢に回ったものの、フックキック、虎王でラッシュ。最後は耳をつかんで放つ新技の「虎王・零」をズバリと決めて仁王から3カウントを奪った。
4・29名古屋大会に続いて新技を披露して快勝。「耳だから、持つところは。武藤さんにもできる技なんで。あの、見た目は地味かもしれないけど、非常に効くと思う」と分析した丸藤は6・6GHC戦でも有効な武器となると確信している。まだ本番まで1ヵ月以上あり、これからさらに磨きをかけることもできる。
この日から無観客試合が始まったが、「今日お客さんがいなくても、俺のテンションは落ちることはなにひとつない」と言い切った丸藤は「俺と武藤さんのタイトルマッチ、変な雑音無しに思いっきりやりあいたい」と全てを研ぎ澄まして天才対決に臨むつもり。「自分の中でも、どれぐらい勝てる可能性があるかと言われたら、それはわからない。でも、勝つには今しかない」と打倒・武藤によるGHC獲りを見据えていた。
【試合後の丸藤&望月&宮本】
――武藤戦が決まったが、今日も快勝した
▼丸藤「あの武藤敬司に挑戦するんだ。こんなところでつまずいてられないし。前回の挑戦者だったマサ北宮もいたし、勝彦もいたけど、この3人で組んだら、負けられないですよね、先輩?」
▼望月「そりゃそうっすよ」
▼丸藤「でも、先輩たちは、僕と武藤さんの試合、どっちのセコンドにつくんですか?」
▼望月「スケジュール的にいるかなって。心のセコンドはあっちですかね」
▼宮本「俺もあっちです」
▼望月「要するにこっちっていうのは心の中で決めてるんで。でも、素晴らしい試合が見れると思うんでね。僕はどっちが勝っても、今年最高の試合が見れるんじゃないかと、非常に楽しみにしております」
▼丸藤「(宮本に)どっちつくんですか? つくとしたら」
▼宮本「やっぱり沖縄でお土産を買ってきてもらった丸藤さんにつきます」
▼丸藤「そこだよね。俺はちゃんとお土産だって買ってくるし。まあ、それは冗談として、あと1ヵ月あるんで、俺の中でも、こういうところでも、たとえば今日お客さんがいなくても、俺のテンションは落ちることはなにひとつないし、画面の前の皆さんに伝わってもらえれば、スゲエ嬉しいし。俺と武藤さんのタイトルマッチ、変な雑音無しに思いっきりやりあいたいと思います。自分の中でも、どれぐらい勝てる可能性があるかと言われたら、それはわからないですよ。今までの武藤さんの防衛戦を見たら、正直言ってわからないです。でも、勝つには今しかないと思っているんで、いきたいと思います」
――新兵器の虎王・零は武藤戦にも有効?
▼丸藤「耳だから、持つところは。武藤さんにもできる技なんで。あの、見た目は地味かもしれないけど、非常に効くと思うんで」
▼望月「正面から打ってますからね。あれはエグいっす」
▼丸藤「これをしっかり自分の中でもイメージして、その日を迎えたいと思います。もし来れるんでしたら、ぜひとも。セコンドはどっちにつくんですか?」
▼望月「心にに決めてます」
▼宮本「丸藤さんにつきます」
▼丸藤「じゃあ、行こう(宮本の肩を抱いて、望月を放置して去っていく)」