プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

5/19【全日本】石川が青柳粉砕 世界タッグ戦へツインタワーズ怪気炎「一発で獲れる」

『横浜EXTRA』神奈川・保土ヶ谷公会堂(横浜)(2021年5月19日)
○石川修司&佐藤耕平&阿部史典vs宮原健斗&青柳亮生&青柳優馬×

 石川が青柳を粉砕し、ツインタワーズが世界タッグ前哨戦に勝利。6・9後楽園大会でのタイトルマッチへ向けて「一発で獲れる」と怪気炎を上げた。

 チャンピオン・カーニバル初出場を果たした耕平が「タッグはまだ挑戦してないんでね。しっくり来るパートナーを見つけて」と世界タッグ獲りに色気をみせ、石川とのツインタワーズによる挑戦を決めた。当初、5・16大田区大会が舞台となる予定だったが、緊急事態宣言の延長に伴う同大会の延期によって、6・9後楽園大会での開催が決定。この日、宮原&青柳との前哨戦が組まれた。

 タッグチームとしての経験は宮原&青柳よりも上。ツインタワーズが圧倒的な強さをみせつけた。序盤から中盤にかけては王者組にみせつけるように亮生を痛めつけ、宮原が攻勢に出ても耕平がボディへのエルボーやニーリフトをぶち込んで鎮圧した。

 王者組も連続串刺し攻撃で反撃。青柳がエンドゲームで石川を捕らえて勝機を作ったものの、耕平がサッカーボールキックで蹴り飛ばしてカットした。そのまま青柳を孤立させたツインタワーズは得意のダブルニーリフトで宙に浮かせ、サンドイッチエルボーをグサリ。宮原が石川にブラックアウトをぶち込んでも、耕平が強烈なエルボーで撃退。エルボースマッシュを連発するなど粘る青柳を石川がファイアーサンダー、スプラッシュマウンテンで一気に料理した。

 石川が青柳に直接勝利。ツインタワーズが前哨戦初戦を制し、手応え十分の石川は「一発で獲れますよ」と豪語してみせた。ツインタワーズは大日本でBJW認定タッグ王座を2度戴冠している。「大日本の時に作ったツインタワーズの歴史、第2章なのかわかんないけど、6月9日から始まりますね。俺らの方がタッグベルト持った方が似合うと思うんで」と新章幕開けを予告した大巨人は「今後ツインタワーズが全日本のタッグ戦線、チャンピオンとして盛り上げたい」と誓ってみせた。

 前哨戦は5・21新木場大会(宮原&HAYATOvs石川&宮本裕向)を残すのみ。耕平不在の中、石川は連勝で世界タッグ奪取へ王手をかけるのみだ。

【試合後の石川&耕平&阿部】
▼阿部「GAORA TVチャンピオン!(とGAORAベルトを掲げる)」

▼石川「(阿部の頭を叩いて)前哨戦…」

▼阿部「負けられないね」

▼石川「誰だよ!」

▼阿部「世界タッグ王座戦へ向けて負けられないね」

▼石川「(無視して)みてわかるでしょ。ツインタワーズの強さ」

▼阿部「わかる? ツインスリータワーズの強さ…」

▼石川「(阿部の頭を再び叩いて)一発で獲れますよ」

▼阿部「獲れるね」

▼耕平「まぁ、試合で見てもらったらわかる通りだから。あのまんまやん」

▼石川「大日本の時に作ったツインタワーズの歴史、第2章なのかわかんないけど、6月9日から始まりますね。俺らの方がタッグベルト持った方が似合うと思うんで」

▼阿部「俺たちの方がでかいしね」

▼石川「(みたび阿部の頭を叩いて)お前はいいんだよ。今日で最後のシリーズ参戦な」

▼阿部「ホントですか? 今までお世話になりました…ってちょっと、ちょっとちょっと」

▼石川「あっちいけ! お前は。もう後楽園に向けてコンビネーションばっちりだし、不安とか一切ないんで」

▼耕平「全然」

▼石川「今後ツインタワーズが全日本のタッグ戦線、チャンピオンとして盛り上げたいなと思います」


【試合後の宮原&亮生】
▼亮生「ツインタワーズ凄ぇ」

▼宮原「一本取られたな。ツインタワーズと言ったら聞いたことはあったがな、はじめましてじゃねぇか。てめぇら二人が揃うのは。あぁ、オラ! 悔しいけどな、今日は完敗だ。あいつらのエルボー、ヒザ蹴り、俺の頭にインプットされたぞ。お前らの威力がどんなもんかってな。ただ! 宮原健斗はここからだ。一発食らったら2度目はねぇぞお前ら。青柳!(とうつ伏せに倒れていた青柳を無理やり抱き起して控室へ)」

プロ格 情報局