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5/21【全日本】宮本がGAORA王座挑戦を表明 “同期”石川も前向き

『2021 Champions Night〜新木場EXTRA〜』東京・新木場1stRING(2021年5月21日)
○宮本裕向&石川修司vs宮原健斗&ライジングHAYATO×

 宮本が同期・石川の持つGAORA TV王座への挑戦を表明。大巨人も前向きな姿勢を見せた。

 この日、宮本が久々に参戦。石川と組んで宮原&HAYATOと対戦した。6・9後楽園の世界タッグ戦へ向けた前哨戦で、石川が王者・宮原相手に激しく火花を散らす中、宮本も存在感を発揮。宮原に攻勢を許してもソバット、張り手、ニールキックの波状攻撃で応戦し、HAYATOをラリアットやムーンサルトダブルニードロップで圧倒。石川がランニングニーリフトで援護射撃すると、サンダーファイアーパワーボム、ムーンサルトプレスでたたみかけて勝利を決めた。

 試合後、宮本の口から思いがけない発言が飛び出した。並んだ石川に向かって「修司言ってましたよね? 誰でも挑戦していいって」と問いかけると、「せっかくなら、挑戦してもいいのかなと思うんですけど」とGAORA王座挑戦の意向を示したのだ。

 突然の挑戦表明に驚いた石川だが、「宮本裕向みたいな凄い選手に言われてうれしいよ。 団体違うけど、同期なんで。いいんじゃないですか」と前向き姿勢をみせた。二人は団体こそ違えど2003年デビューの同期。戦いを通じて絆を深めてきた。

 かつて木高イサミとのヤンキー二丁拳銃でアジアタッグを戴冠したこともある宮本は、石川が王者だからこそ、GAORA王座に色気をみせた。宮本の久々参戦が思わぬ副産物を生んだ。「前哨戦もうないと思うけど、勝利しか見えない。これでチャンピオン・カーニバルも負けて、世界タッグも落として、宮原健斗はただの営業マンとして頑張ってもらいたいなと。6月9日、ガッチリ、ツインタワーズが獲って、全日本のタッグの歴史を作っていきたい」と佐藤耕平との世界タッグ獲りを確信する大巨人は、その先の大きなテーマを見据えて6・9後楽園大会に出陣する。

【試合後の石川&宮本】
▼石川「前哨戦もうないと思うけど、勝利しか見えない。これでチャンピオン・カーニバルも負けて、世界タッグも落として、宮原健斗はただの営業マンとして頑張ってもらいたいなと。6月9日、ガッチリ、ツインタワーズが獲って、全日本のタッグの歴史を作っていきたいと思います。何かありますか?」

▼宮本「久しぶりに全日本プロレス参戦したんですけど、あなたもチャンピオン」

▼石川「まあね、GAORAの」

▼宮本「修司言ってましたよね? 誰でも挑戦していいって」

▼石川「まぁまぁまぁ」

▼宮本「勝ったんでせっかくなら、挑戦してもいいのかなと思うんですけど」

▼石川「え? 宮本裕向みたいな凄い選手に言われてうれしいよ。ちょっと整理しないと」

▼宮本「世界タッグ獲って」

▼石川「そしたら受けるよ。受ける、受ける」

▼宮本「GAORAあるんで挑戦したいですね」

▼石川「団体違うけど、同期なんで。いいんじゃないですか」

▼宮本「久しぶりに試合して楽しかった。さすが修ちゃんだね」

▼石川「その時はこれかけて」

▼宮本「お願いします! ホントは仲いいです。たまに飲みに行ったりします!」


【宮原の話】「待ちきれねぇな。待ちきれねぇとはこのことだ。目の前に今日は石川修司。あぁ、でかくて強ぇチャレンジャーだな。待ちきれねぇとはこのことだ。もう体中が石川修司、佐藤耕平、毎日のようにツインタワーズという横文字が俺の頭の中を駆け巡ってるよ。俺が必ずや6月9日、この第88代世界タッグチャンピオン、ツインタワーズ、おい、こっちは準備いいぞ。おい、プロレスファンよ、準備はいいか? 6月9日まで、さぁ次の一手はどうしようかな?」

【青柳の話】「一言、正直な話していいですか? 凄く不謹慎なんですけど、大田区延期になったじゃないですか。その延期とともに僕、正直ツインタワーズとの防衛戦なくなるとばかり思ってたんですよ。まさか延期してまでやるとは正直思ってなくて、本当はホッとしてた部分があるんですけど、正直、今回の防衛戦あんまり自信がないというか、ツインタワーズはちょっとって感じですね」

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