5/24【新日本】タイチが新型コロナ感染を告白 「ただ事じゃない病気なんだなっていうのはわかった」
タイチが24日、新型コロナウイルスに感染していたことを告白した。
新日本では今月、9名の新型コロナ陽性判定者が出た。この日、オカダ・カズチカが感染していたことを告白したが、タイチもその一人だった。パートナーであるザック・セイバーJr.からの「俺とDOUKIに任せてタイチは休んでくれ」との気遣いもあり、この日から始まった後楽園3連戦を欠場。新日本プロレスワールドの生配信の解説として実況席に座ったが、配信の最後にコロナ感染を明かした。
詳細な日時は明言しなかったものの発症したのは起床時。突然、頭痛とめまいに襲われたという。「なかなか風邪ひいたり、熱出すタイプじゃないから、おかしいなと思った」というタイチは、その日の夕方に39度ほどの発熱もあってコロナ感染を覚悟。PCR検査を受けた結果、陽性判定が出た。味覚がなくなったり、倦怠感に襲われたりするのがコロナの症状の特徴。タイチはいずれも該当しなかったものの、発熱が1週間続いたという。
幸いにも無事に回復し、この日の後楽園大会に来場することもできた。自宅療養中は「1週間、熱が続いたのも人生で初めてだし、保健所のお姉ちゃんたちの対応がもう半端なかったから。ただごとじゃないんだなって。毎日毎日、体調を聞いてくるし、連絡返さないと電話は朝からバンバン鳴るし。ただ事じゃない病気なんだなっていうのはわかったよ」と痛感させられた。
当然、新日本が作成した対策ポリシーに従い、感染対策をしっかり行ってきたが、それでも感染してしまった。コロナの恐ろしさを身をもって知ったからこそタイチは「どこにも行かず真面目にやったんだよ、誰よりも。だけど、こういう結果になるんだよ。他人事だとか、テレビの話だとか、遠い話だと思ってるかもしれないけど、ホントに目の前、ここにきてるから。どんなに気をつけててもなったわけだから俺も。俺はなんないだろうぐらいに思ってたからね。オカダもああいうふうに発表したわけだろ。あんな強靭なあいつでもなるわけだ。だから俺はならないというのは絶対ねぇから」と注意喚起していた。
