6/3【全日本】リンダマン準Vも全日ジュニア侵攻継続を宣言

『GAORA SPORTS presents 2021 Jr.BATTLE OF GLORY day2』東京・新木場1stRING(2021年6月3日)
「2021 Jr.BATTLE OF GLORY」決勝戦 ○フランシスコ・アキラvsエル・リンダマン×

　リンダマンがJr.BATTLE OF GLORY準優勝に終わったものの、全日ジュニア侵攻継続を宣言し、アキラへのリベンジを見据えた。

　5・3TVマッチからCIMA率いる#STRONG HEARTSが参戦。リンダマンがJBOG初出場を果たした。1回戦でHAYATOを破ると、この日の準々決勝でイザナギを撃破。準決勝では元世界ジュニア王者の光留に勝利し、初出場にして決勝進出を決めた。

　最後の相手はアキラ。トペコンヒーロで先手を取ったリンダマンは首攻めでペースを握ると、ジャーマン、ターンバックルエクスプロイダーと投げ技を連発。岩本煌史ばりの払い腰もズバリと決めると、ジャーマンを連発して勝利に迫ったが、最後はリバースフランケンからのYutakaによって逆転負けを喫した。

　初出場となったリンダマンのJBOGは準優勝に終わった。栄冠まで一歩及ばなかったものの、GLEATが標榜する“疾走感のあるプロレス"を展開し、存在感をみせつけた。試合後は潔くアキラの優勝を祝福したリンダマンだったが、「今日この時間だけはお前にありがとう、お前が友達、そういう気持ちでいるけどな、明日からお前は敵だ」と通告。バックステージでは「次回参戦時から#STRONG HEARTS、GLEATは全日本ジュニアひっかき回しにいってやるからよ」と侵攻継続を宣言した。

　6・9後楽園大会でCIMAが岩本との世界ジュニア防衛戦を控え、その勝者にアキラが挑戦する可能性大。そこでリンダマンは「CIMAがこようが、岩本がこようが、次対戦するのはフランシスコ・アキラだろ。身内とか身内じゃないとか、そういうの関係なしにアキラに勝ってほしいね」と希望。世界ジュニア&JBOG2冠王となったアキラへのリベンジを描いていた。

【リンダマンの話】「強いよあいつ。今日は強かった。イタリアから一人で出てきて、冗談でも何でもなく人生かけてこのプロレスに、そして全日本プロレスにかけてきた男の意地が勝ったな。リンダマンもなかなかいいとこまでいったんだけどよ、今日はアキラ、コングラチュレーションだ。今日は、だけどな。また明日から、次回参戦時から#STRONG HEARTS、GLEATは全日本ジュニアひっかき回しにいってやるからよ。6月9日、CIMAさん対、今日見に来てたのか見に来てないのかわからないけど、岩本煌史とのシングルがある。もちろんCIMAさんが勝ってくれると信じてるけど、岩本煌史が勝つこともあるわな、勝負事だから。でもよ、一つ言えるのはCIMAがこようが、岩本がこようが、次対戦するのはフランシスコ・アキラだろ。身内とか身内じゃないとか、そういうの関係なしにアキラに勝ってほしいね。ま、CIMAさんには内緒でお願いします。今日はどうもありがとう! いたたたた…」