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6/4【全日本】JBOG覇者・アキラが一夜明け会見 世界ジュニア挑戦を熱望

 『2021 Jr.BATTLE OF GLORY』優勝者フランシスコ・アキラが一夜明けた4日、東京・湯島の全日本事務所で会見。来日してから2年4ヵ月で初のタイトル戴冠を果たしたアキラは次なる目標として世界ジュニアヘビー級王座挑戦を熱望した。

 6・2&3新木場大会2連戦で開催されたJBOGはアキラの優勝で幕を閉じた。TAJIRI、高岩竜一、SUGIとベテラン勢をことごとく破る快進撃を見せ、決勝戦では熱戦の末にエル・リンダマンに勝利。来日以来、初となる勲章を手にした。

 一夜明けたこの日、アキラが会見に登場。疲労の色をのぞかせながらも時折笑顔を見せたアキラは「この2年間、とてもハードなトレーニングを積んで、地道に努力をしてきました。鍛錬の成果があって、ここまで上りつめることができました」と感慨とともに改めて喜びを表現。昨夜は電話で周囲に優勝を報告し、「家族やガールフレンドにも報告したんですけど、みんなとても喜んでくれました。決勝戦で勝った時の技がYutakaなのですが、弟の名前が由来なんです。そのユタカが泣いて喜んでくれました」と祝福を受けたという。

 「この2日間でTAJIRIさん、高岩さん、SUGIさん、リンダマンさんという素晴らしい選手たちと戦って、たくさんのことを学びました。僕にとってビッグステップアップになりました。そして次のステップに進むべきと強く思っています」。そう話したアキラが次に見据えるのは当然、世界ジュニア王座だ。

 実現すれば昨年2・11後楽園大会で第52代王者・横須賀ススムに敗れて以来2度目の挑戦となる。6・9後楽園大会では王者・CIMAに岩本煌史が挑戦する世界ジュニア戦を控え、その勝者に挑戦する可能性大。「次の目標はもちろん世界ジュニアヘビー級タイトルを獲ることです」と言い切ったアキラは「僕はいつでも準備できているし、この機会を逃さず頑張っていきたい」と早期挑戦を熱望。コロナ禍の今は母国への帰国もままならない状況だが、「いつかイタリアに帰れる日がくればと願っていますし、その時は世界ジュニアのベルトをイタリアに持って帰りたい」といつの日か全日ジュニアの頂点の証を手に、故郷に錦を飾る夢を描いた。


【会見の模様】
▼アキラ「皆さん、おはようございます。集まっていただいてありがとうございます。2021 Jr.BATTLE OF GLORY優勝者のフランシスコ・アキラです。この2日間で4試合も戦って精神的にも肉体的にも疲れています。でも今日はこの新しいスーツを着てトロフィーと一緒に会見に出られて、とてもうれしく思っています。全ての全日本プロレスファンのサポートに感謝しています。僕が日本に来たのが2年前で、その時出場したJr.BATTLE OF GLORYではたった2点しか挙げられませんでした。だけどこの2年間、とてもハードなトレーニングを積んで、地道に努力をしてきました。鍛錬の成果があって、ここまで上りつめることができました。家族やガールフレンドにも報告したんですけど、みんなとても喜んでくれました。決勝戦で勝った時の技がYutakaなのですが、弟の名前が由来なんです。そのユタカが泣いて喜んでくれました。僕は今回、新コスチュームでトーナメントに臨み、優勝するために新たな練習も取り入れて研鑽を続けてきました。この2日間でTAJIRIさん、高岩さん、SUGIさん、リンダマンさんという素晴らしい選手たちと戦って、たくさんのことを学びました。僕にとってビッグステップアップになりました。そして次のステップに進むべきと強く思っています」

――優勝した今、これからの目標は?

▼アキラ「次の目標はもちろん世界ジュニアヘビー級タイトルを獲ることです。次の(6・9)後楽園でCIMAさんと岩本さんが戦うけど、僕はいつでも準備できているし、この機会を逃さず頑張っていきたいと思います。いつかイタリアに帰れる日がくればと願っていますし、その時は世界ジュニアのベルトをイタリアに持って帰りたいと思っています」

――CIMA、岩本のどちらと戦いたい?

▼アキラ「どちらが相手でもアメイジングな戦いになって、僕が成長するためのいい経験になると思います。CIMAさんは経験豊かで尊敬しているし、海外でも活躍されているビッグレジェンドです。岩本さんは僕が全日本で好きなレスラーの一人で、いつも仲良くしてくれています。どちらとも戦いたいです」

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