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6/6【CyberFight】煽りパワポ、バット登場、常盤貴子作戦等々に苦戦も…パンスト杉浦がササダンゴ粉砕

『CyberFight Festival 2021』さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ(2021年6月6日)
○杉浦貴&桜庭和志vs男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン×

 煽りパワポ、バット登場、常盤貴子作戦などに苦戦した杉浦&桜庭だったが、パンストをかぶった状態でオリンピック予選スラムを決めた杉浦がササダンゴを返り討ちにした。

 ディーノ&ササダンゴが杉浦軍に対戦を要求。何度もノアの会場に押しかけては空振りが続いたものの、ノア5・31後楽園大会でササダンゴが2つの案を提示し、杉浦がB案の「ノアで最も輝いているタッグベルトであるSUGIベルト、SAKUベルトへの挑戦」を受諾。杉浦&桜庭とディーノ&ササダンゴの対決が実現することになった。

 SUGIマシン&SAKUマシンに変身して登場した杉浦&桜庭に対し、策士・ササダンゴは「杉浦&桜庭組に勝利する方法」と題した煽りパワポを披露した。その中で「杉浦たちがふざけたプロレスに付き合った場合」と「杉浦たちがうっかり笑ってしまった場合」も自分たちの勝利と勝手に定義し、「プラスチック製のバット2本」「常盤貴子変身グッズ」「パンスト」の3アイテムを用意。完全に自分たちの世界に引き込もうとした。

 開始早々、マスクをはがされた杉浦と桜庭は苦戦を強いられた。杉浦はクルクルバットに付き合わなかったものの、桜庭が憧れだという常盤貴子さんの写真集に気を取られてしまう。自らパンストを被ったササダンゴが垂直落下式リーマンショックを敢行して杉浦を劣勢に追い込むと、ディーノもパンストを被って桜庭の前に立ちはだかった。

 ピンチを迎えた杉浦はついにパンストを被らされる羽目に。それでも桜庭がスリーパーでディーノを分断。杉浦はパンストを被った状態もお構いなしでササダンゴを五輪予選スラムでササダンゴをぶん投げて3カウントを奪った。

 桜庭とともにディーノ&ササダンゴを返り討ちにした杉浦はパンストを被ったままバックステージに引き揚げてきて「20年プロレス…21年目か。プロレスやってきてこんな恥ずかしい思いしたの初めてだよ。ふざけやがって」と怒声を上げた。これには桜庭も隣で笑いをこらえきれず。それでもなぜか杉浦は頑なに(?)パンストを脱ごうとはせず、変顔状態のまま「恥ずかしい。こんなんで帰ったらカミさんになに言われるか…」とぼやきながら控室へ消えていった。


【試合後の杉浦&桜庭】
▼杉浦「(パンストをかぶったまま戻ってきて)ふざけやがって、おい! なんだよ、これ。みえねぇんだよ!」

▼桜庭「(笑)」

▼杉浦「20年プロレス…21年目か。プロレスやってきてこんな恥ずかしい思いしたの初めてだよ。ふざけやがって。何もねぇよ。早く帰してくれ。恥ずかしいんだよ」

▼桜庭「ありがとうございました」

▼杉浦「なんもねぇなら呼ぶな! 恥ずかしいから」

――写真を…

▼杉浦「写真? こんな恥ずかしいの撮らせるの? どこだ? みえねぇんだよ」

※写真撮影に応じたあと?

▼杉浦「恥ずかしい。こんなんで帰ったらカミさんになに言われるか…ふざけやがって!」


【試合後のディーノ&ササダンゴ】
▼ササダンゴ「クソー!」

▼ディーノ「ポカしちまった。ポカしちまったよ。クソ。みんなに申し訳ない。ポカしちまったよ」

▼ササダンゴ「確かに3カウントは取られたし、みんなの見えない場所でギブアップを10回ぐらいしてた。でもね、俺たちが信じてきたプロレス、俺たちの20年がぐるぐるバット、常盤貴子のお面、そしてパンスト被り。そのだいたい乗っかって、なんなら乗っかったら俺たちの勝ちだなんて言ってたけど、乗っかったうえで俺たちよりもクオリティの高いパンストかぶりみせやがって。そのうえ、今でも目の前真っ白になるぐらい、あんな投げ落とされて。でかかったです。杉浦貴も桜庭和志もでかかった。杉浦軍は、ノアは大きかった。でも、わかんない。ホントに真っ向から価値観が真逆なんじゃなくて、わかんない。違うこともない部分が自分たちの中にもちっちゃくワンポイントがあって、ノアの中にもちっちゃくDDTっぽいってことがある。そういうとこかな」

▼ディーノ「ま、ひょっとしたらDDTとノアはほんの少し隣なだけかもしれないね」

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