プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

6/10【DDT】竹下が新技で彰人破って1回戦突破 「1試合1試合何かを得て勝ち上がっていきたい」

 DDT最強決定トーナメント『KING OF DDT 2021』が10日、東京・新宿FACEで開幕し、竹下幸之介が新技・変型チキンウイングフェースロックで彰人を破って1回戦を突破。「1試合1試合何かを得て勝ち上がっていきたい」と2年ぶり2度目の優勝を誓った。

 2019年覇者の竹下はこの日、1回戦でかつてALL OUTの同志だった彰人と対決。グラウンドでの関節技地獄に引き込まれて苦戦したものの、10分過ぎ、ザーヒー、ローリングエルボーを叩き込んで逆転に成功。最後はキャメルクラッチの体勢からチキンウイング・フェースロックを決めてギブアップを奪った。

 「僕の今の調子のよさや勢いはホンモノ」と確信する竹下は「トーナメントなので“絶対に優勝するぞ"という気持ちを持ちながら、前回優勝したときとは違って、1試合1試合何かを得て勝ち上がっていきたい。あえていうなら相手の土俵で闘った上で勝ちたい」とのテーマを胸にKING OF DDTに臨み、まずは1回戦で彰人に快勝した。

 フィニッシュとなったのはひそかに温めていた新技だった。「僕のオリジナル。年末に秋山(準)選手に負けてから、年明けぐらいに作った。このKING OF DDTを見越して、今日までずっと取っておいた」と明かした竹下は、「効くか分かんなかったので、まず今日試し打ちしてみて、秋山さんの前に次に立ったときに出そうかなと思っていたんですけど、全然極まらなかったら無理なので」と初戦で試し斬り。結果、好感触をつかみ、「トーナメントはこれを武器に上がっていこうかなと思います」と自信満々で優勝の2文字を口にした。

 2回戦では、高尾蒼馬を雪崩式みちのくドライバーIIで破ったMAOとのThe 37 KAMIINA対決が決まった。竹下は「勝ち上がることは前提で、2回戦4試合のなかの一番を目指して闘いたい」と必勝を宣言。対するMAOは「サウナカミーナから追放されたくない一心の勝利であります。最初にサウナ部に“MAOも呼んでみたら"と言ってくれたのが竹下さんだし、しっかり勝つことで竹下さんに恩返ししたい」と気合を入れていた。

 また、2度の優勝経験(2010年、2013年)を持つHARASHIMAが大石真翔を破って初戦突破。坂口征夫を撃破した火野裕士と2回戦で対決する。

プロ格 情報局