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6/28【大日本】関札が王者ピンで7・22横浜でのBJWジュニア挑戦表明 イサミもメイン条件に受諾

『一騎当千DeathMatch Survivor〜決勝戦』東京・後楽園ホール(2021年6月28日)
○関札皓太&吉野達彦vs橋本和樹&木高イサミ×

 関札がBJWジュニア王者・イサミにピンフォール勝ちを収め、7・22横浜大会での挑戦を表明。イサミも同大会のメインイベントで行うことを条件に受けて立った。

 BJWジュニア王座を狙う関札がこの日、吉野とのパーティーボーイズで和樹と組んだ王者・イサミと対戦した。

 奇襲攻撃に出たパーティーボーイズがプランチャの同時発射で先制。関札がイサミにダブルチョップを見舞い、吉野もフェイントからのボディブローを叩き込んだが、イサミが同じ攻撃でやり返し、低空ドロップキックを見舞って反撃。和樹が串刺しジャンピングハイキック、顔面ウォッシュと得意の流れで巻き返す。コブラクラッチで絞め上げると、イサミもコブラツイストで関札のカットを阻んだ。

 吉野がドロップキックで反撃すると、関札もフライングボディプレスで続いたが、和樹はサッカーボールで逆襲して主導権を渡さない。イサミが串刺しジャンピングフロントハイキック、雪崩式フランケンと一気呵成に攻め込み、和樹とのダブルミドルキックもさく裂する。さらにイサミが得意のダイビングダブルニードロップを投下した。

 だが、パーティーボーイズはダブルランニングニーで逆襲。和樹が飛び込んでも関札がバッククラッカー、吉野がセントーンの連続攻撃で蹴散らす。関札も倒れ込み式バッククラッカーでイサミに追い討ちをかけ、フロッグスプラッシュを両ヒザで迎撃されても、目まぐるしい丸め込み合戦を制して3カウントを奪った。

 ジュニア王者から直接勝利を挙げた関札は試合後、「今日、チャンピオンから3つ獲ったぞ! これでチャレンジャーとして認めざるを得ねぇだろ」とイサミに迫った。さらに「俺の中で試合の日程、全部決めてる。7月22日、あんたに負けた場所、同じ時間でタイトルマッチやろうぜ!」と舞台を7・22横浜ラジアントホール昼興行に指定した。

 するとイサミは「お前、さてはマイクに慣れてないだろ。彼の足元よくみてください。小刻みに震えています」と指摘。「そんなヤツがチャンピオンになれるわけないだろ」と見下す一方で、「わかった。直接今日獲られたわけだから認めよう。7月22日、ラジアントホール昼。ただし、俺からの条件が一つある」と条件付きで受諾を意思表示した。

 イサミからの条件はメインイベント。「たくさんある中から1個だけチョイスしなきゃいけないんだ。そうだな、前回はお前の要望で第2試合だったな。おい、大日本プロレス! あんまりジュニア舐めるんじゃねぇぞ。メインで組め、メインで!」と怒声を上げながら要求し、関札には「お前に俺とメインでやるだけの度胸があるんだったら受けてやるよ。足の震え直してこい」と通告して去っていった。

 「足、震えてると思ってんだろ? わざとだよ、わざと!」と強がったが、ともあれBJWジュニア挑戦が決定的となった関札は「7月22日、ラジアントホール昼。そしてメインで必ず木高イサミからベルトを獲ります!」と宣言。そして「ベルト獲ったら第1の挑戦者は吉野達彦選手、よろしくお願いします。必ず獲る」と今から初防衛戦の相手にパートナーを指名した。

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