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7/15【DDT】上野がまたも佐々木に屈辱敗戦 8・21川崎でUNIVERSAL王座かけての雪辱戦が決定

 『Summer Vacation 2021 TOUR in SHINJUKU』が15日、東京・新宿FACEで行われ、上野勇希がわずか3分59秒で佐々木大輔にピンフォール負け。「KING OF DDT 2021」1回戦に続く短時間決着で連敗を喫する赤っ恥をかかされた上野はDDT UNIVERSAL王座次期挑戦者に指名し、8・21川崎大会でのタイトルマッチが決まった。

 上野はこの日の第4試合で高鹿佑也と組み、佐々木&高尾蒼馬のDAMNATIONと激突。序盤から果敢に攻め立て、佐々木にハーフネルソン・スープレックス・ホールドを決めたが、BMEを阻止されると暗転。佐々木が急所蹴りから佐々木式ウラカンラナで丸め込んで3カウントを奪った。

 勝負タイムは3分59秒。上野は6・10新宿大会での「KING OF DDT 2021」1回戦で佐々木と対決し、急所攻撃が決定打となって、わずか1分51秒で敗北を喫した。またも佐々木に短時間で敗れる屈辱を味わわされて「なんでいつも正々堂々と試合してくれないんですか。そのキャリアにもなって急所蹴らないとプロレスできないんですか!」と怒りをむき出しに上野は佐々木を非難し、「僕は情けないですよ。ただ何より自分が情けないですよ。僕とこのベルトを懸けて試合をしてください」とUNIVERSAL王座次期挑戦者に指名した。

 佐々木は「上野、やめといた方がいいぞ。お前はノアの清宮(海斗)選手に勝って、みんなから期待されて、会社から猛烈にプッシュされて、未来あるスターじゃないか。お前の実力は分かってる。たいしたことないよな。普通にやったら俺みたいなロートルに負けて、恥かくだけだぞ。ベルトを懸けて闘ったら、俺が勝ってしまう。だからやめておけ」と上から目線で拒否。それでも上野が「正々堂々やりましょう」と食い下がると、佐々木は「やってやってもいいよ」と承諾し、今林久弥GMが8・21川崎大会でUNIVERSAL王座戦を組むことをアナウンスした。

 さっそく佐々木が仕掛けた。「やるからには正々堂々やってやるよ」と握手を求め、上野が応じると、またまた急所蹴りをお見舞い。UNIVERSALベルトを強奪してバックステージに下がると「やめておけって言ったけど、アイツがやるって言うから、やってやる。もうベルトが俺に寄ってきた。結果も見えてるから。俺はいつでも正々堂々だ。(急所蹴りは)正々堂々じゃないのか? でかい会場の方が俺は強いからな」と自信を見せた。

 一方、上野は連敗に加え、ベルトも奪われて踏んだり蹴ったり。「痛い。急所蹴るのは織り込み済み。情けないですね。佐々木大輔の正々堂々は分かってますんで、今の結果は自分のせいです」と股間の痛みにもん絶しながら不安をのぞかせた。

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