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7/24【新日本】EVILが石井にシングル初勝利 裕二郎&東郷乱入で無法突破

『映画「ゴジラvsコング」Presents SUMMER STRUGGLE in NAGOYA』愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ/名古屋)(2021年7月24日)
○EVILvs石井智宏×

 裕二郎と東郷を乱入させたEVILが、なりふり構わぬ無法ファイトで石井からシングル初勝利を挙げた。

 EVILと石井の因縁はNEVER6人タッグ王座戦をキッカケに再燃。EVILは闇討ちして石井をKOすると、一騎打ちを要求した。EVILはここまで石井にシングル未勝利。前哨戦では東郷に乱入させるなど無法行為を連発して石井を痛めつけ、前夜の大阪大会でもイスで暴行し、決戦当日を迎えた。

 度重なる暴挙に怒り心頭の石井が奇襲。EVILを場外で鉄柵に連続して叩きつけると、東郷をリングに押し込んで制裁を加える。EVILは東郷を上手く暗躍させると、阿部リングアナを巻き込んでも気にせずに本部席に叩きつけ、腰攻めに打って出るが、石井は引かない。ノド笛めがけてこん身の逆水平を連発すると、場外戦では本部席にEVILを座らせ、そこに東郷を叩きつけて、阿部アナの仇を取った。

 EVILもフィッシャーマンバスター、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスター、東郷とのマジックキラーと大技を連発して腰にさらなるダメージを与えるが、石井は真っ向勝負を継続。バックドロップや雪崩式ブレーンバスター、投げ捨てジャーマンなどで怒とうの猛攻を見せる。しかし、エプロンに追い込まれ、リングに戻ろうとした瞬間、EVILがロープを蹴り上げると、急所を強打して急ブレーキとなった。

 暗黒の王はチャンスを逃さず、ダークネスフォールズから執ようにEVILを狙う。これだけは食らうまいと石井は猛抵抗。ノーモーション頭突きをぶち込むと、介入した東郷のスポイラーズチョーカーを力ずくで払いのけ、ラリアットで排除した。EVILの金的攻撃も防御すると、延髄斬り、ラリアットから一気に垂直落下式ブレーンバスターの構えに。

 これを寸前でこらえたEVILは、レフェリーごとコーナーに押し込み、無法地帯を作る。ここでステッキを持った裕二郎が乱入。なんとか返り討ちにした石井だったが、ここでEVILが背後から金的攻撃をズバリ。裕二郎がすかさずピンプジュースで援護射撃すると、意識もうろうとする石井をEVILで仕留め、暗黒の王が勝利した。

 EVILがなりふり構わぬ暴走ファイトで石井にシングル初勝利。不敵な笑みを浮かべ、「石井。テメエは正真正銘、3つ取られたんだ。真っ向勝負で3つ取られたんだ、オイ。よーし。オイいいか? テメエはサシで! 負けたんだ」と勝ち誇った。


【試合後のEVIL、裕二郎、東郷】
▼裕二郎「石井ちゃん、私が“介入屋"の高橋裕二郎です」

▼EVIL「(※コメントスペースにたどり着くと座り込んで)よーし。オイいいか、石井。テメエは正真正銘、3つ取られたんだ。真っ向勝負で3つ取られたんだ、オイ。よーし。オイいいか? テメエはサシで! 負けたんだ。オイ、よく覚えとけ」

▼東郷「サシで負けたんだ、テメエはよ」

▼EVIL「ハハハハ」

※石井はノーコメント

プロ格 情報局