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7/31【DRAGONGATE】奥田陥落 堀口が7年4ヵ月ぶり4度目のブレイブ戴冠

 『KOBEプロレスフェスティバル 2021』が31日、兵庫・神戸ワールド記念ホールで行われ、奥田啓介がオープン・ザ・ブレイブゲート王座から陥落。堀口元気が実に7年4ヵ月ぶり4度目の戴冠を果たした。

 昨年11月の戴冠以来、5度の防衛を重ねてきたブレイブ王者・奥田がこの日、V6戦を迎えた。挑戦者はベテラン・堀口。最後の挑戦も示唆し、返り咲きに乗り出した。

 開始と同時に奥田がいきなりGOOD NIGHTをさく裂させて先制した。右ストレート、踏みつけ攻撃と喧嘩腰で追撃すると、ミドルキックをお見舞いしたが、堀口も低空ドロップキックで左足を射抜いて左足へのピンポイント攻撃を開始。ヒザ十字固め、リバースインディアンデスロックでもん絶させた。

 奥田もミドルキックで反撃し、ランニングニーをぶち込んだが、自らの左足にもダメージを受けてしまう。それでもサッカーボールキックで蹴り飛ばし、エルボー合戦も左ボディブローで競り勝つ。ヒザ蹴りをぶち込むと、堀口は前のめりにダウン。何とか立ち上がっても奥田はヒザ蹴りを食らわせ、オープンフィンガーグローブを外すと、ナックルパンチ連打で腹部を徹底的に殴りつけた。

 消耗が激しい堀口だが、起死回生のニールキックで反撃。スリーパーに捕まりかけてもバックドロップで投げた。奥田もトラースキック、フィッシャーマンスクリュー、顔面蹴りの連続攻撃で逆転。堀口のバックスライド・フロム・ヘブンをギリギリで返すと、飛びヒザ蹴り、消灯、GOOD NIGHTとヒザがうなりを上げまくったが、堀口は3カウントを許さない。再び消灯を狙ったところを不時着し、再びバックスライド・フロム・ヘブンで固めて逆転勝利を決めた。

 堀口が実に7年4ヵ月ぶり4度目のブレイブゲート王座戴冠を果たし、健在ぶりをみせつけた。感極まった表情で花道を下がった新王者・堀口。その眼には涙が浮かんだ。この結果、明日8・1神戸ワールド2日目ではKagetoraを迎え撃っての初防衛戦が決まった。

プロ格 情報局