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8/1【NOAH】広島出身の15周年・HAYATAがYO-HEY撃破でV2 STINGERがベルト独占

『CROSS OVER 2021 in HIROSHIMA』広島サンプラザ(2021年8月1日)
GHCジュニアヘビー級選手権試合 ○HAYATAvsYO-HEY×

 広島出身のHAYATAがデビュー15周年の節目でYO-HEYを撃破。地元でGHCジュニア王座V2を果たした。ジュニアタッグ王座も吉岡&進の手に渡り、STINGERがジュニアのベルトを独占する形となった。

 HAYATAは地元のローカル団体『レッスルゲート』で2006年7月30日にデビュー。2日前にデビュー15周年を迎えた。そんなタイミングで行われるノア広島大会のセミファイナルでGHCジュニア王座の防衛戦に出陣。相手は長きに渡ってタッグを組んでいた元相棒のYO-HEYだ。HAYATAもYO-HEYも広島のインディー団体『ダブプロレス』に所属していた時期があり、まさに運命的なシチュエーションでの一戦となった。

 お互いを知り尽くした2人の戦いはのっけから一進一退。互いに決死のトペコンヒーロを敢行すると、場内も熱を帯びる。先に勢いを掴んだYO-HEYは顔面Gを繰り出したが、両ヒザをキャッチしたHAYATAがジャンピングパワーボムで切り返すと、流れは逆転。HAYATAは両腕クロス式DDT、ムーンサルトプレスと怒とうの大技ラッシュに打って出ると、こらえるYO-HEYを強引に403インパクトでマットに突き刺し、土俵際まで追い詰めた。

 沈まないYO-HEYはYO-ROLLで不意を突くと、トラースキックを食らっても止まらず、カウンターの顔面Gが今度こそさく裂。トラースキックをこれでもかとぶち込むと、強烈なドロップキックで王者の顔面を射抜いた。直撃を受けたHAYATAの動きがガクンと鈍ると、勝利を確信したYO-HEYは必死にコーナーに上がると、スーパー顔面Gを狙ってダイブした。

 その時だ。動きを読んだHAYATAは回避すると、YO-HEYはヒザからマットに墜落。動きが止まったその刹那、HAYATAは必殺のヘデックを決め、逆転の3カウントをもぎ取った。

 HAYATAが地元・広島で2度目の防衛に成功。悔しさを爆発させたYO-HEYにベルトを見せつける。そして、今大会でGHCジュニアタッグ王者となった吉岡&進とともに、3人で並んでベルトを高々と掲げてみせた。

 『レッスルゲート』出身の3人がSTINGERに集結し、ノアジュニアのベルトを独占。ユニット間の激しい抗争が続くノアジュニアだが、しばらくはSTINGER中心で動いていくことになりそうだ。

【試合後のHAYATA】「………(※吉岡&進と黙ってベルトを見せつけて去っていく)」

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