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8/1【NOAH】小川にも毒霧! ムタゆかりの広島で大暴れ 清宮は“逆担架葬"目前も暗転

『CROSS OVER 2021 in HIROSHIMA』広島サンプラザ(2021年8月1日)
○清宮海斗&小峠篤司vsNOSAWA論外&グレート・ムタ×

 ムタが“ゆかりの地"広島で残虐ファイトを展開。大流血の清宮から“逆担架ムーンサルト葬"寸前にまで追い込まれたが、最終的には小川良成にまで毒霧を噴射し、さらなる“血"を求めて8・15川崎大会降臨も予告した。

 1990年、日本デビュー間もないムタは、ここ広島サンプラザで馳浩を相手に大流血戦を展開。担架に寝かせた馳をムーンサルトで破るシーンは今でも語り草となっている。あれから約30年。武藤敬司“悪の化身"としての存在感を確立した地への再降臨を前に、ムタは「悪夢再現」を予告していた。

 入場から論外が担架を担いで登場。ムタも早々に凶器攻撃で清宮の額をえぐって大流血に追い込むと、テレビコードで絞首刑に処すなど、いつも以上の残虐ファイトを展開した。

 悩める清宮も赤鬼と化して猛反撃。鮮血を撒き散らしながら、覚醒の雄叫びをあげながらムタ相手に巻き返すと、ジャーマンからのストレッチプラム式フェイスロックへ。論外がイス攻撃で飛び込んできても、イスごとドロップキックで吹き飛ばし、逆にそのイスでムタを殴りつける“キラーモード"へと突入した。

 さらには、小峠とともにムタを担架に寝かせるや、まずは小峠がムーンサルトプレス投下に成功。続けざまに清宮もムーンサルトを放って、逆“担架ムーンサルト葬"を狙った。

 だが、寸前で避けて清宮痛恨の自爆を誘ったムタは、逆にイス攻撃で制裁を狙う。取り上げにかかった西永レフェリーに構わず赤い毒霧を噴射すると、清宮をイスで殴りつけた。

 反則のゴングが打ち鳴らされるなか閃光魔術も見舞って論外が勝手に3カウント。そこへ今度は意外な男が現れる。論外とジュニアで抗争中の小川だった。

 小川は論外を排除して清宮を救出。返す刀でムタには「落ち着け」と諭すように距離を取ったものの、ムタは問答無用で小川に緑の毒霧を噴射した。

 “ゆかりの地"広島で、最終的には小川にまで毒霧を噴射して大暴れ。「I'm still hungry. I want more blood!!」(物足りない、もっと血をくれ!)とバックステージで叫んだムタは、「See you soon.coming back this ring....KAWASAKI!! KAWASAKI!!」と続くビッグマッチとなる8・15川崎大会降臨も予告し、丸藤正道の化身“魔流不死”と組んでの小川とのタッグ対決が即日発表された。

【試合後のムタ&論外】
▼ムタ「I'm still hungry. I want more blood!! See you soon.coming back this ring....KAWASAKI!! KAWASAKI!!」

▼論外「この2021年、世界中が大変なこの世の中で、武藤敬司に続いてグレート・ムタっていう恐ろしい…なんて言ったら分かんねえ…蘇っちまったよ。交信できるリモート会議で詳しいことは説明するよ。次は川崎だって。川崎。俺は知らねえぞ」

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