プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

8/6【NOAH】川崎Wタイトル戦へ杉浦が望月絞殺で弾み 前哨戦から田中と激闘「看板vs看板や!」

『LEC クリンぱっ! presents DEPARTURE 2021 day2』東京・後楽園ホール(2021年8月6日)
○杉浦貴&桜庭和志vs田中将斗&望月成晃×

 夏のビッグマッチとなる8・15川崎大会でダブルタイトル戦を行うGHCナショナル王者・杉浦と、ZERO1の世界ヘビー級王者・田中が、前哨戦からタイトルマッチさながらの激闘を展開。最後は杉浦が田中面前で望月を絞め落として弾みをつけ、「看板vs看板」の覚悟で“合意"した。

 田中の提案により急転直下で決まった川崎Wタイトル戦。杉浦は赤いナショナルベルト、田中は黒い世界ヘビー級ベルト持参で前哨戦のリングに立った。のっけからフルスロットルのショルダータックル合戦を繰り広げ、馬乗りになってのエルボー合戦も展開した。

 互いを認め合う百戦錬磨の両雄。中盤にも両者怒声を響かせながら、覚悟をぶつけ合うかのようなエルボー合戦で観衆の目を釘付けに。杉浦が投げ捨てジャーマンを見舞えば、田中も後頭部へのスライディングDですぐさま返礼し、タイトルマッチさながらの激闘に声援禁止の聖地・後楽園も熱を帯びた。

 その後は杉浦の相棒・桜庭が追い込まれたものの、田中&望月が必殺合体技のスライディングDKを狙ったところでカットインした杉浦が阻止。望月も杉浦相手に熱い打撃戦を繰り広げ、グーパンチからのツイスターを狙ったが、これをフロントネックロックで切り返した杉浦が、田中の眼前で望月を絞め落として熱闘を制した。

 試合後は迷わず互いが互いのベルトを手にすると、一歩も引かない凄み十分のにらみ合いを展開。田中は杉浦のコメント中にも乗り込んで「俺が勝つんじゃ。俺がZERO1の看板背負っていく」とドスを利かせるや、杉浦も「俺だってノアの看板背負ってんだ!」と応戦し、「じゃあ、看板対看板やな!」(田中)「負けんぞ、コラ!」(杉浦)と、盟友同士とは思えぬ殺伐さで看板を懸けた闘いで“合意"した。

 真夏の川崎を舞台とした“元弾丸ヤンキース対決"。とにもかくにも壮絶な闘いとなる予感しかない。

【試合後の杉浦、田中】
――最後の前哨戦となったが、田中選手と激しくやり合っていた

▼杉浦「いや、まだでしょ? タイトルマッチは1対1だから。これ以上いくでしょ。どっちが勝ってもね。しぶといな。意地張りすぎじゃないか、あのオッサンは」

※ここで田中がコメントスペースに乱入し、互いにベルトを掲げてにらみ合う

▼田中「勝つのは俺だ、コノヤロー」

▼杉浦「俺だ!」

▼田中「俺が勝つんじゃ。俺がZERO1の看板背負っていく」

▼杉浦「俺だってノアの看板背負ってんだ」

▼田中「じゃあ、看板対看板やな!」

▼杉浦「負けんぞ、コラ!」

▼田中「弾丸ヤンキースは関係ない」

▼杉浦「おお、関係ない」

▼田中「これはZERO1対ノアや。看板背負って来いや、コノヤロー」

▼杉浦「来てやるよ。お前に負けたくねえんだ、俺は」

▼田中「俺もお前には負けたくない!」

▼杉浦「お前だけには負けたくねえんだ!」

▼田中「ベルト、それまで大事に持っとけよ。2本持って帰るのは俺じゃ、コノヤロー!」

▼杉浦「渡すか、コラ!」

※田中が去っていくと

▼杉浦「気合い入ってんな、あのオッサン」

プロ格 情報局