プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

8/12【DDT】8・21川崎へ爆破実験 電流爆破の利権狙うクロちゃんが襲撃爆破も 大仁田逆要求「負けたら俺の奴隷になれ」

 8・21川崎大会で行われる電流爆破8人タッグデスマッチ「大仁田厚&高木三四郎&彰人&伊藤麻希vsクロちゃん&スーパー・ササダンゴ・マシン&黒田哲広&乃蒼ヒカリ」へ向けた爆破実験が12日、千葉・浦安マリーナ駐車場で行われ、クロちゃん軍が大仁田軍を襲撃。電流爆破バットで大仁田を殴打したクロちゃんは改めて「俺らが勝ったら爆破の利権をもらう」と宣言。クロちゃん軍の暴挙にしてやられた大仁田だったが、「俺の傘下に入れ。ニタクロ同盟だ。俺の奴隷になれ」と逆要求を突き付けた。

 川崎大会の第0試合で行われる電流爆破マッチ。この日、両軍が立ち会っての爆破実験が行われた。大仁田軍の4人が先に到着したが、開始時間を過ぎてもクロちゃん軍は現れず。大仁田がいら立つ中、クロちゃん軍は黒田を除く3人が遅れて姿を見せた。「ヒーローは遅れてくるもんだ」と悪びれないクロちゃんは「8・21、俺らが勝ったら爆破の利権をもらうからな!」と改めて要求した。

 次の瞬間、クロちゃん軍が大仁田軍を襲撃し、大乱闘に発展した。ササダンゴは実験用のスイカを高木の頭でかち割ってダメージを与えると、大仁田を羽交い締めに。するとクロちゃんが「俺とヒカリの初めての共同作業だ」と叫び、乃蒼とともに電流爆破バットをフルスイング。大の字となった大仁田をクロちゃんがカバーすると、ササダンゴが3カウントを叩き、勝ちどきを挙げた。

 クロちゃんはスイカの破片を大仁田の口に突っ込んで無理やり食べさせると、「電流爆破の利権は俺がもらう」と繰り返し通告。「やってやるよ。大仁田を引退させてやる。骨まで残らない闘いを見せてやる」と吐き捨て、クロちゃん軍は退場した。

 本来、爆破実験はその破壊力を公開で試すためのものだが、完全に不意打ちを食らった大仁田はしばし放心状態。報道陣から「利権を懸けるのか?」と問われると、「別にいいけど、負けたらだろ。遅れてやってきて、あれも作戦だな。今回は作戦負け。今度はそうはいかない。本番強いから。俺は電流爆破を熟知してるから」と自信とともにクロちゃんの要求を承諾した。

 やりたい放題のクロちゃん軍に対し、大仁田も黙ってはいない。「(大仁田軍が勝ったら)俺の傘下に入れ。ニタクロ同盟だ。俺の奴隷になれ」と逆要求。「プロダクションも強いとこに行かないと。松竹芸能は弱いから、吉本(興業)に移籍しろ! 芸能のギャラは30パーセント、俺と高木社長で分ける。試合のギャラは100パーセントだ!」と理不尽条件も提示して会見場を後にした。

 その後、囲み取材に応じたクロちゃんは「(芸能のギャラの)100パーセントでもいいよ。負けねぇし」と大仁田の要求を受けて立つ構えをみせた。「勝ったら電流爆破の利権をもらうと言ってるけど、大仁田と同じ使い方するわけじゃない。大仁田は利権を使って自分の懐にカネが入ってホクホクしたいだけでしょ?」と痛烈に批判したうえで、「ウチらは利権をもらって村おこし、町おこし、日本を元気な豊かな国にするために爆破の利権をもらうんです。日本全国、電流爆破でウチらは世界を幸せな感じにしていこうと思います」と珍しく殊勝に青写真を披露した。

 昨年12・23スカイツリー路上爆破で大仁田との一騎打ちに勝利しているだけにクロちゃんは自信満々。「前回のスカイツリーで大仁田の人工関節をヒザ舐めして溶かして、歩けない体にしてやろうと思ったけど、それを出す前に勝ってしまった。今回はそれを解禁します。大仁田の両ヒザを2度と動かないようにしてやる!」と両足を破壊して引導を渡す構え。対する大仁田軍は高木が「ありったけの(爆破)バットを用意しましょう。5本用意しましょう。クロちゃんの右手に1本、左手に1本、右足に1本、左足に1本、顔面に1本。叩き込んでやりましょう」と提案。当日は爆破バットが5本用意されることが決まった。

☆8/21(土)神奈川・富士通スタジアム川崎『WRESTLE PETER PAN 2021』16:00開場、17:00開始

▼第0試合〜電流爆破8人タッグデスマッチ
乃蒼ヒカリ
黒田哲広
スーパー・ササダンゴ・マシン
クロちゃん
vs
伊藤麻希
彰人
高木三四郎
大仁田厚

プロ格 情報局